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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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9話

押され気味の西原に気付いたむつは、大きく1歩下がった。そして、西原のすぐ横に並んだ。


「シスター探してきて」


「い、居るのか?ここに?何で?」


「居るはず…じゃなきゃ消えた理由が分からない。ダリィ側なら姿を見せるかっ‼」


がぱっと大きな口を開けて向かってきた天使の口にむつは、自ら肘を突っ込むとそこにぎりっと天使が歯を食い込ませた。


「いってぇ…影ながら助けてくれても良いはず。なのに、居ないんだよ?向こう側っしょ‼」


肘を思いきり、後ろに引いて天使を吹き飛ばした。そして、西原の方を見た。


「それにさ…天使の数が減らないのもおかしくない?こんなに…殺してるのに」


むつが自嘲気味に笑った。


「シスターが鍵って事か…」


「いや、分かんない。まじで、警察の書類不備なら、いちにぃにチクる」



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