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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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8話

むつは適当に良い事を言って、2人を自室へと帰らせた。下級生たちも、むつと話せ次の約束も出来たと思ったのか足取りも軽く出ていった。


「はー何か疲れた」


紅茶を飲み、むつは溜め息をついた。むつが下級生たちと話している間、菜々も玲子も一切口を挟まなかった。ただ、黙って聞いていただけだったが、何となく気疲れしたような顔だった。


「つまり、どうなの?共通点はあったけど」


「さぁ?共通点は天使か…教会に何かあるって事なのかな?やっぱり、菜々が心配してた悪魔的なやつ?」


三つ編みをほどいて、頭をかきながらうーんと唸っている。


「むつに分からないなら、あたしには余計にさっぱりだわさ」


菜々が言うと、玲子もこくこくと頷いている。むつは、ですよねぇと苦笑いした。

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