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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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8話

夜中に菜々がコンビニで買ってきたサンドイッチなんかを食べてから、食事をしていなかったむつは、あまり食べれないかもと思いながらも、ぺろっと完食した。そして、菜々の分として玲子が持ってきたパスタに手を伸ばそうとした時、とんとんっとノックの音が聞こえた。


むつと玲子は顔を見合わせた。菜々が戻ってきたのだとしても、こんな風にノックはせずに、いきなりドアを開けようとするはずだ。2人とも誰が来たのかと、不思議に思っていると再びノックの音がした。フォークを置いた玲子が、そっとドアを開けると外には寮監督の教師が立っていた。そして、その横には西原も居た。


驚いた玲子だったが、教師からなぜ訪れたかの説明を聞くと頷いた。そして、ドアを一度閉めるとむつに西原が来ている事を伝えた。


ショートパンツをはいてむつが出ると、教師は先ずむつの体調について尋ねた。むつが、そこそこ元気そうな様子であると分かると、面倒かもしれないが職員寮のコミュニティルームまで来るように言った。その間、むつは西原の方は一切見なかった。

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