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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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8話

ぐっすりと夕方まで眠ったむつは、気持ちよく目覚めた。起こされたりもせずに目が覚めるまで、気ままに寝てられる事が最近なかったせいか、その分までしっかり睡眠を取れた気がする。


隣を見ると、菜々はまだ寝ている。起こさないように、そっとベッドを抜けるとむつは携帯を取り、西原と玲子に学園に戻ってきてる事をメールしておいた。そして冬四郎に持ってきて貰った荷物を出して、机に並べた。札も人形もちゃんと余分な程にある。むつは、冬四郎にも礼のメールを送っておいた。


時間的にもう授業も終わってるのか、玲子からはすぐに返信があった。部屋を代わった事を伝えると、すぐに来るとの事だった。菜々を起こすか机に並べた物を片付けるかで迷ったむつは、札と人形を片付ける事にした。1つにまとめて、机の引き出しに閉まった。どうせ、玲子がその気になれば、どこに何があるかなんてバレるのは分かっていたが。


そうこうしている間に、玲子はやってきた。菜々を起こす間がなかった、というより起こす気がなかったから、部屋に玲子を入れる前に、菜々が寝ている事を伝えた。

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