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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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7話

アメリカンドックにカラシを多めに塗って、むつは頬張りながら冬四郎が言いかけた事は何だったのかと考えていた。菜々が居る前では、何となく聞きにくい。


小腹が空いていたのか、冬四郎と山上、菜々も一緒にサンドイッチやおにぎりを頬張っていた。


「むつ…あんたねぇ」


「え?何?」


棒の下部分のかりっかりに揚がった、少ししかない皮の部分を歯で削ぎとって噛んでいたむつを見て、菜々が笑っていた。


「やる事、変わんないなぁと思って」


「そ?いや、ここ1番美味しくない?てかさぁ、この前仕事でだったけど初めてピザの宅配頼んだの。美味しかったのにびっくりしたよ」


「30手前でようやく?牛丼とかは?」


「まだ、デビューしてない。今度、一緒に行って」


「むつ、牛丼は1人で行ってさっさと食って帰るもんなんだぞ。ラーメン屋と一緒だ」


山上にそう言われ、むつはえーっと言っていた。



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