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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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7話

「…首絞められた痕か?」


「そう、かなり本気でね」


むつの首にくっきりと残っている痕を西原は、指でなぞった。そして、腕を組んでうーんと唸った。


「現場検証の話だとな、髪の毛の燃えた物、血痕、割れたスタンドライトと白い羽根が落ちてたそうだ。外には、内側から割られて飛んだガラス片、血痕に折れた枝とかが散らばってたそうだけど」


「首を絞められて、こう、持ち上げられたの。だから逃げるのに天使の顔を掴んで炎を…そしたら逆上したのか、また首を絞められて窓の方に投げ飛ばされて落ちたの」


「お、落ちた?4階から?落ちたのか?」


「落ちたっても、木があったからそこにね。で、枝を折りながら地面に落ちて…その時かな?人が入ってきたから、とりあえず天使があたし狙いなら離れないとって思ったのもあって寮から離れたの。まぁ面倒になりそうなのもあったけど…」

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