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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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2話

「そっか…でさ、何か変わった物とかの発見はなかった?何て言うか、魔方陣的なのとか」


「魔方陣?何だそりゃ、菜々ちゃん何か言ってたのか?」


むつがうーんと悩んでいると、戸井が手羽餃子とアスパラと小海老のサラダも持ってきてくれた。


「あ、ありがと。今日はアスパラあったんだ」


「たまちゃん来るって聞いてたから、西原さんに店番頼んで買ってきたんだよ」


えっと思い、むつが西原を見ると、西原は微妙な笑みを浮かべて頷いていた。戸井が居なくなると、むつは湯気の出ている手羽餃子に手を伸ばした。


ふうふうと冷まして、ぱくっと噛み付いたが、熱かったのかすぐに離れた。そして、取り皿の上に置いた。


「そう、えっとね…あっこミッション系でしょ?教会もあるしさ。で、噂らしいけど悪魔崇拝なるものが行われてたんじゃないかって言っててさ」


むつは湯気の出てる手羽餃子を箸で、つついている。まだ食べれそうにないのが、つまらない様子だった。

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