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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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7話

階段を降り、職員用の出入り口まで来た所で、西原はむつの足音さえも聞こえなくなっている、事に気付いた。そんなに離されたのかと思い、慌ててドアを出ようとして後ろからどんっと背中を押された。


「おっそいわよ‼」


「早くね?菜々ちゃん…そんなに走るの得意だったっけ?」


「ばか。手すりを滑ってきたのよ…たぶん、むつも同じ事したわよ。だから、もう見えないでしょ?」


「お嬢様方は大胆だな」


がちゃがちゃと鍵を閉めた菜々は、鍵をポケットに突っ込んで西原を森の方に連れていこうと、指差した。


「どこ行くんだよ?」


「近道。森を突っ切るの…普通に行ったら遠いじゃないのよ」


「成る程な。菜々ちゃんのが道は詳しいし、ついていくのが賢い選択だな」


「そうして。こっちよ」


靴を履いた菜々は、西原をつれて真っ暗な森の中に躊躇いもなく入っていくと、むつを追って競技用のプールに向かって走った。

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