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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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6話

うっすらと目を開けたむつは、やけに温かい布団に心地良さそうに寝返りをうって、再び目を閉じた。何か固いが温かい物に顔を埋めるようにしていたが、ふとこれが何なのかと思い目を開けた。薄暗い中で目を開けた。何なのか分からずに、ぺたぺたと触ってみた。


「くすぐってぇよ、む、いっ‼てぇ…」


「あ、先輩っ」


隣に居るのが西原だと分かると、むつは布団を蹴り上げて起き上がった。西原は上半身裸で肩には包帯が巻かれていた。


むつは額を手で押さえながら、昨日の事を思い出していた。ここに来てから、西原の手当てを外国人の牧師、ノアとして生クリームの乗ったココアを貰って、そのあと意識を失ったのだ。西原の肩の包帯は、そのあとでノアが巻いたのだろう。

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