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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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6話

むつと男の会話に口を挟まずに居た西原だったが、天使の様子を見てうげっと声をあげていた。口の回りも手も汚して、髪の毛や肩にはむったのか黒い羽根がついていた。


「いや、ちょっと…これは」


天使が無邪気な笑みを浮かべて、男に抱きつこうとしたが男もその様子を見てさすがに嫌だったのか、天使を抱き止めようとはしなかった。しょんぼりとした天使は、男以外にむつと西原が居るのに気付くとにこにことして手を差し伸べてきた。


むつは少し嫌そうな顔だったが、西原はついなのか、手を差しのべて天使を腕に抱き止めた。


「おぉ」


「すごいですね」


むつが感心したような声を上げ、男はぱちぱちと拍手までしていた。

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