表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
260/718

5話

むつはコーヒーのおかわりを入れると、床にあぐらをかいて座った。ボリボリとハバネロの真っ赤な菓子を数個、 とめて口に入れて噛みうんうんと頷いた。


「あの、それで…何してて夕飯来なかったんですか?警察もいっぱい来て…部活の顧問が行方不明の子が見付かったって言ってましたけど」


「うん、他には何か聞いた?」


「えっと…夕食が済んだらすぐに部屋に戻るようにって。寮から出るのは禁止だって言ってました。玄関の施錠もするって…だから、先輩がその前に戻ってきてくれて良かったですよ」


施錠される前に戻れて良かったと、むつも思っていた。やはり生徒が学園内で殺されたとなると、他の生徒に害が出ないように守ろうとするのは仕方ないか、とむつは納得していた。


「あの、先輩?西原さんとはお会い出来ましたか?険しい顔して歩いてるのは見掛けたんですけど」


「うん、会って話出来たよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ