表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
249/718

5話

仕事の話になると、むつも西原も険しい表情を浮かべた。3人のうちの1人が、学園内で死体として見付かったとなると、残る2人もすでに亡くなって何処かに置き去りにされているか、これからそうなるか、どちらも大いにある可能性だった。


「それで、どうしてもお前に言っておかないといけない事があるんだけどな」


「夜は寮から出るな?」


「…先に言うなよ。そう、夜は外に出るな。何が起きるか分からないし、遺体が学園内で発見された以上は内部に犯人がいる」


「それもシスターと同一犯」


西原はテーブルに置いてあった缶の灰皿を引き寄せると、タバコを吸い始めた。


「そう思うか?」


「シスターのは聞いただけだけど…たぶん、そうかなって。だから、先輩も外に出るなって言ってるんじゃないの?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ