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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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4話

身支度を整えて、学園の生徒に戻ったむつは菜々と共に西原を門の所まで見送ると人目を避けるようにして部屋に戻った。


「とりあえず、体調不良なんだから…あとは部屋から出ないでね。ご飯は何でも良いね?貰ってきてあげる」


菜々はそう言うと、むつを残して出ていった。菜々が居なくなるとむつは、制服を脱いでハンガーにかけると、部屋着に着替えた。そして、顔だけ洗うと携帯を持ってベッドに横になった。


枕に顎を置いて、届いているメールを開いた。メールはむつが西原の携帯で写真を撮った時に、ついでに自分の携帯に送っておいたものだった。それを保存して、1人で笑っていた。制服姿の自分とスーツ姿の菜々のツーショットだ。なかなか上手く撮れている。むつは、それを冬四郎に送った。


今日は他にはメールも着信もない。むつは、疲れたのか仰向けになると目を閉じた。

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