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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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4話

むつの素直な感想に、西原は少し笑った。


「そういう顔するとかっこいいのにね。ダサいより残念タイプよねぇ」


「えっ‼」


照れと驚きとを織り混ぜたような顔をしている西原をほっといて、むつはテープで囲ってある所に横になった。そして、胸の上で手を組んだ。


「顔は真っ直ぐ?」


「あぁ、けど…硬直状態としては少し首を反らしてたな」


西原はむつの顎に手を添えて上を向かせるように、反らせた。そうすると、白い首と鎖骨、胸が強調されるようだった。


「何か…」


「人工呼吸の時みたい」


「俺も思った」


「安らかに死んでたなら本当に優しい殺し方だと思う…まぁゆっくり血液を奪っていくなら、恐怖心もないのかもしれないけど」


「そうだな。やっぱり殺人だよな?」


「それは分かんないって。あたしの仕事じゃないもん。ぶっちゃけどうなの?証拠とかないけど、現役の刑事さん達の意見としては」


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