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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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4話

「分かった、体調不良にしておくわね」


「ありがと…それより、これボタン飛びそうで怖いんだけど大丈夫かな?」


菜々に借りたシャツは、むつには小さいのか胸の所がぱっつんぱつんで、隙間からキャミソールが見えている。


「いっその事、ボタン外しときなよ」


「だらしなく見えそうだけど…そうしよ」


むつは胸元のボタンを外して、ジャケットを着た。ジャケットもボタンは閉めずに、前を開けている。それでもむつは、谷間が見えないようにと、キャミソールを少し上に引っ張っていた。


「さて、準備出来た。お待たせ」


「ん、なら行くか」


「待って待って」


むつと西原を呼び止めた菜々は、紙袋から白い手袋を出して2人に渡した。


「必需品でしょ?」


「ありがと。流石、菜々分かってるね」


「俺も良いのか?…ありがとうな」


「うん、着替えはここに置いとくから。人に見られないように…気を付けてね」


「ありがと。菜々は?校舎戻る?」


「そうね…このあとは授業あるから」


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