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神々は全てを知っているようで知らない  作者: 重重
第一章~神々の降臨なのです~
1/1

プロローグ

初投稿です。よろしくお願いします。

「ふぅー」

長く重苦しかった空気から解放されて私はほっと一息。

精神はともかく体は幼いのでかなり疲れる。まぁ、だいぶ慣れたものだが。


「あんまり俺は乗り気じゃないんですがね。奴さんの言うとおり彼らと現世の人間を会わせるのは誉めらたことじゃありません」


隣でぼやいてるその男は、'はぁ'とため息をついた。

彼は私の一番の部下である。口数が多いのはご愛嬌。


「ここまで来たのですから、あとは実行にうつすのみです。私はきっと成果を出してくれると信じています」

「やれやれ、先を見通しているのか楽観的なのか。後には引けないのは確かですがね」

「あなたにも彼らの監視という重要な役割があります。もっとシャキっとしてください」

「まぁ、出来る限り頑張りまさぁ。ところで何で実験としてこの町を選んだんですかい?少なくともいい町とは言えませんよ」

「だからこそ、です。困ってる人は積極的に助けるべきなので」

「全く。相変わらずだ、あなたは」

「私がここにいるのは人々を助ける使命があるがゆえですから」

「おっと、そろそろ俺はいきますぜ。適当にやっとくんで心配はご無用。昼寝でもしててください」


男はそそくさと部屋を立ち去った。

やや不安は残るが彼らなら大丈夫。そう信じてる。何故かと言われても明確には答えられないかもしれない。

でも、人々の役に立とうと意気込んでいる彼らならきっとうまくいく。そう信じたいのだ。

「…」

疲れからか眠気が酷くなってきた。さて、彼の言うとおりこのへんで一眠りしましょうか。

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