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小説ですらない

作者: ヒロヒト

 人生の大半の時間を無駄にしている人はどれくらいいるのだろうか?

こんな言い方をすれば人生に無駄なんてないなんていう考え方の持ち主の方々に怒られそうなものだが、自分からしたらこの質問には至極全うだ。

 自分は今ニートをしている。もともとは大学生だった。しかし、一度留年し、何もかもがどうでもよくなった。授業に行けば知らない年下のやつらが群れをなし、その中で年上にもかかわらず、隅の席で小さくなっている自分。なんとも情けなくて、プライドの高かった俺はいつの間にか何もせず、ただ家で起きてはPCをつけ、親から渡される少しばかりのお金で生きている。親には申し訳ないので、外出はいつも夜だ。なぜ夜なのか?簡単だ近所の噂にならないためだ。それに俺も近所の人たちに会うのは正直辛いのだ。嘲笑されるのがオチだ。まず、人間というくくりで見られている気がしないのだ。まるで動物を見ているような、放し飼いにされている家畜を見るような目で俺を見ているような気にしかならないのだ。

 もはや生きているのがつらい。

 この人生にいったい何の意味があるのだろうか?すべてが無駄だったのではないだろうか?神はこの俺に体と心を与えたのだとしたら何のために、そんなことをしたのだろうか?

 残念なことに神様は俺みたいな人間を作ってしまう。その時点で神なんて万能でも何でもないのに決まっている。

 ここで私は聞きたいのだ?私のような人はどれくらいいるのか?そしてどんな気持ちで過ごしているのか?

 それだけだ。

 ひとまず、今は希望も夢もかけらもない。

 それだけだ。

 短いような気もするけど、以上です。

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