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その他:魔法書

魔法やその性質や基本事項についてまとめた物です。

【一般的な魔法発動の流れ】


①魔力を練る

②魔力を一カ所に集める

③魔力を集めた所に魔法陣展開される

④魔法発動


・②から③に移るの時、その魔力の属性特有の光が生じる。


・魔法を発動すると威力や種類に応じてMPが減少する。


※①~④はあくまでも一般的なもの。


□■□■□■□■□■


【属性】


 魔法となる前の“魔力”の段階では、下図のように火は風に強く、風は土に強く、土は雷に強く、雷は水に強く、水は火に強い。そして闇と光は相反する。

 魔法が発動されると上記の優劣関係は無くなり、必ずしもそれが有効となるわけではない。

※矢印の先にある属性に強い

 

    火   火

   ↗     ↘

  水       風

   ↖     ↙

    雷 ← 土 


      無

 

     光⇄闇

 


□■□■□■□■□■



【魔法の種類】


例:)

属性→①初級→②中級→③上級→④最上級

①が一般的な魔法

②が中堅から上級者が扱う魔法

③は主に有名冒険者レベルの者が扱う魔法。扱うことができる人物が有名になると言ったほうが正しいが。

④魔法研究機関において理論上は実現可能であるという仮説が存在する魔法。現在使用可能な者はいないとされる。


ーーーーーーーーーーー

火→①ファイア→②ブレイズ→③エクスプロージョン


水→①ウォータ→②スプラッシュ→③ダイダロス


雷→①ボルト→②ライトニング→③サンダーボルト


土→①ロック→②ジアス→③アースクエイク


風→①ウィンド→②ストーム→③サイクロン


 光→①無し→②ホーリー→③フォトンレーザー→④不明


 闇→①無し→②ダークネス→③ブラックホール→④不明


無→①サーチ→①リンク



[[合成魔法]]



例:)

属性×属性→魔法名


ーーーーーーーーーーー


火×闇→インフェルノ


火×土→メテオストライク


無×闇→ギミックワールド



ーーーーーーーーーーー

□■□■□■□■□■


【魔法陣とは】


属性のある魔力を一点に集めた際、出現するいわば魔法の発射装置。ほとんどの魔法は魔法陣を通してでないと魔法を発動することは出来ず、魔道士同士の戦闘においては、魔法陣の生成の早さが勝敗を決すると言っても過言ではない。また、魔法陣の大きさは魔法によっても、込めた魔力によってもさまざまである。

 ちなみに、魔力操作のレベルの高い者であれば、魔力を自身の体から離れた位置に集めることが出来るので、時間は掛かるが、相手の足下や頭上にも間接的に魔法陣を展開することが可能。


□■□■□■□■□■




【魔法に関する用語】


「習得難度」……属性の適正がある者が魔法を習得する難しさ。

能力値同様1~10まで存在する


「禁呪」……威力、範囲ともに大きすぎてギルド又は国からの使用許可がおりなければ使用してはいけない魔法。無断で使用すると罰せられ、緊急クエストでの討伐対象となることさえもある。



□■□■□■□■□■□■



【それぞれの魔法の詳細】


『サーチ』[無属性]習得難度2

目の前にいる人またはモンスターの能力値やスキルなどを見ることが出来る魔法。簡単そうな魔法だが、無属性魔法の適性のある者の少なさが故に、もし使えたらその人はいろいろなパーティーからの勧誘を受けることであろう。


『リンク』[無属性]習得難度2

触れている者とその瞬間の思考、感情を共有、あるいは術者が知ることが出来る魔法。ただし、術者でない方の意志により、リンクの効果を無効にすることが出来たり、一部を隠したままにすることも出来てしまう。

※術者でない方が隠した場合、術者はそのことに気がつく。


『フレイム』[火属性初級]習得難度1 

魔法陣から火の玉が放出される魔法。その見た目から“ファイアボール”とも呼ばれる。火属性の適性のある冒険者が覚えておきたい魔法No.1であり、戦闘は勿論、焚き火や料理に至まで幅広い用途がある。込める魔力の量や魔力操作を誤ると危険。


『ブレイズ』[火属性中級]習得難度4

魔法陣から炎が放射状に放出される火属性中級魔法。MPの消費が多く、一般的に対人戦闘では好まれない。モンスターの集団には効果的であり、群の討伐などのクエストには、この魔法がつかえる者がいれば心強い。

 ちなみに、森林地帯でのブレイズの使用は堅く禁じられている。


『エクスプロージョン』[火属性上級]習得難度7

魔法陣から炎の竜が出現し、敵に襲いかかる火属性上級魔法。火属性の適性のある者のごくわずかの者だけがこの魔法を使うことが出来る。

 着弾時の強力な爆発はかなりの殺傷力があり、かつての大戦の時代には、全魔法の中で最高威力の魔法として恐れられていた。


『ウォータ』[水属性初級]習得難度1

魔法陣から勢いよく水を放射する魔法。フレイムと同様に適性があれば是非とも習得しておきたい。込める魔力量により普段の生活から戦闘にいたるまで幅広く活用できる。


『スプラッシュ』 [水属性中級]習得難度6

ウォータと同様、魔法陣から水を放出する魔法。ウォータとの違いは、込める魔力による威力の増加が大きいことと魔法陣を別の場所に生成することである。よって相手の背後や足元から戦闘中に奇襲をかけることが可能であり魔力感知能力の乏しい者にとっては脅威である。しかし手のひら以外に魔法陣を生成することが出来る者はとてつもなく少なく、さらには中級魔法の中で込める魔力に対しての威力はさほど高くない。


『ダイダロス』※禁呪 [水属性上級]習得難度8

巨大な魔法陣を生成し、巨大な波を発生させる魔法。圧倒的MPを持つ者でなければ使用することはできない。大戦の時代には敵拠点を一撃で一掃した功績があり冒険者にとっては伝説的な存在な魔法。圧倒的な攻撃範囲と二次被害が甚大なことから禁呪に指定されている。


『ボルト』[雷属性初級]習得難度3

魔法陣から直線的な電撃を放つ魔法。電撃の速度は全魔法の中で上位に位置し、対人戦にはかなり有効である。また発動と同時に光を放つことから、暗い場所での灯りとして使用される場合もある。


『ロック』[土属性初級]習得難度2

魔法陣付近の石などを自在に動かすことの出来る魔法。戦闘では、その石を敵にとばして攻撃する。強いものであれば地面を砕き、出来た岩を動かし盾にしたりすることもできる。

 

『ウィンド』[風属性初級]習得難度2

魔法陣から風を発生させる魔法。一般に、この風を戦闘に利用することは難しく、せいぜい飛んで来る矢の軌道をずらしたり、またこちらの矢の威力をあげる程度である。

 ちなみに近年の研究により、武器に風属性の魔力を纏わせると切れ味が上昇するということが判明した。


『ストーム』[風属性中級]習得難度4

魔法陣から竜巻のようにして風を放出する風属性中級魔法。敵全体を吹き飛ばし、物理的ダメージを与える事が出来る。また空中の敵には効果が絶大であるが、一般にこの魔法は距離が離れるにつれて、格段に威力が減少してしまうという欠点もある。


『ホーリー』[光属性中級]習得難度5

適性のある者がかなり少ない上位属性の一つ、光属性中級魔法。魔法陣を着弾点とし、魔法陣の上から光の光線が発射される。着弾時その光線の神秘的な光の柱は見る者を魅了するのだとか。

 ホーリーは魔力をある一定量込めると、魔法に特殊効果があらわれ、異常状態“痛覚覚醒”を着弾した者に付与する事が出来る。


※痛覚覚醒…痛みが通常の数倍の強さで感じる状態。その状態ではやけど程度で意識を失うこともある。

ーーーーーーーーーーー



『インフェルノ』炎+闇 習得難度10

魔法陣が地面に接しているという特殊な条件下の元でしか発動しない“闇“と“炎“の合成魔法。魔法陣から何本かの炎の柱があらわれ、魔法陣の中心へと完全に集まると、1本の赤黒い炎柱と化す。集まった炎柱は鉄をも溶かすほどの高熱であり、あらゆる物を焼き尽くす。


『メテオストライク』 炎+土 習得難度10

膨大なMPを消費して使用する事が出来る“火”と“土”の合成魔法。上空に魔力を集め、魔法陣から溶岩の塊を降り注がせる事が出来る。巨大な魔法陣を生成する必要があり、高度や込めた魔力量にもよるがその魔法陣から降り注ぐ溶岩は、一つ一つが中級魔法 以上の威力を誇る。存在は確認されているが使用できるものがいないため禁呪に指定されていない。


『ギミックワールド』無+闇 習得難度10

“無”と“闇”の合成魔法で魔法陣を必要としない。地面などに触れることでその場所に黒い影のような異次元空間を作り出す。その中は潜在魔力量に応じて広さは異なるが、かなりの広さを誇る。だが一方で、生物は入ることが出来ないという制約もある。

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