表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

第1話

「学校終わったよ!みんな!帰ろー!!」


私、諏訪部美紀。

ここ小さな桜海島で平穏に暮らす17歳

高校2年生。


勉強も習い事もすべてが楽しくて毎日がそれこそ楽しくて

悩みなんて多少はあるけれど

それより皆と過ごせる毎日が楽しくて

本当に幸せな日々を過ごしています。




「あーもう!急かすなよ!」

彼は私の友達の1人武くん。

そして私の片思いの相手。

高校入ってから一目惚れしているけど

恋なんてしたことないし、そんなの向こうはただの家が近い友達としか思っていないだろうから、私の一方通行の恋。


でも、今のこの状況を壊したくないから、このままでいいかもしれない・・・。



「もう待ってよぉー美紀!」


この子は同じく友達の愛子。

彼女とは幼馴染。

高校も同じ所に行きたくて2人で決めたくらいの仲良し。



「お前ら俺を忘れるなよ!」

そして彰君。私達4人でいつも行動しているメンバーの1人。

わりとリーダーシップで頼りになる存在。

結構クラスの人気者でもあったりする。


けど彼はそんな恋愛よりも今私達と青春を楽しむ方が良いのか

私達と毎日放課後はつるんでいる。



私はひそかに武君に想いは寄せてはいるけれど、

それでこの4人でいる機会が減るなら、今はこのままの状態をキープしたいな・・・


なんてわがままだけど、そのくらい毎日が楽しい。


ずっとこんな日が続くといいな・・・。



武「おい!今日はカラオケでも行くか!」


彰「お前カラオケ好きだなー」


美紀「いいじゃん!私も歌いたいよ!」


愛子「なら決定だね!」




まさかこの平和が一気に終わるなんてこの時は微塵も思っていなかった・・・。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ