きっかけは?
6月 新学期から2ヶ月経って、だんだんとグループも固定化されつつあるそんな月の、とある学校 とある教室の
昼休み。午前の授業から開放され、あるものはボールを持って校庭へ、あるものは昼食をとりに食堂へと
各々の昼休みを”グループ”ですごしている中で、
ひっそり教室の隅でスマートフォンの中のアニメキャラを見つめながら、彼女(?)と二人で一緒に弁当を食す虚しい男がいた。
彼の名誉の為に言っておくが、彼は決してそれを望んでいる訳ではない。
別にどこかのスパイだから感情移入しないように仲良くしないとか、あーあ世界壊れないかなーって考えてるわけでもない。
なのになんで生きた人間との会話ができないのか
本やネットで仕入れた面白い話ネタもある。流行の映画や音楽にも詳しい。顔だってそんな悪くない・・・はず
そんな熱い自画自賛をしてる今日この頃です。
「はぁ・・・何がダメなんだろうな」
僕の良さを分かってくれる奴がいないのが悪い。僕を認めようとしないこの世界が悪い。僕をこんなんに産んだ生産者が、もっといえば僕をこんなんに作った神が・・・
「はぁ」
すでに今日だけで8回目のため息が虚しく空に消えていった
(わかってるんだけどねホントは)
4月 僕は入学式後一度も学校に行かなかった
不良という訳ではないし サボってた訳でもない
不幸にも青信号横断中、前方不注意の車にぶつかったのだ
それも 入学式直後に
命に別状はなかったものの、退院まで1ヶ月かかった。
GW明け意気揚々とここから僕の高校生活が始まるっと 松葉杖つきながら
クラスに入るとそこにはもう僕の入るスペースは無かった
一人も余すことなくそれぞれのグループが出来ていたのだ
遅れてきた新入生にはそんな所に割って入る度胸は僕には無かったのだ・・・
それからさらに1ヶ月彼は教師以外と誰とも話せていない・・・
「はぁ・・・欝だ」
放課後 一人虚しく家路に着いた男は
自分の部屋に入るなりベッドに倒れこんだ
(友達ほしーなぁー 楽しく僕も会話に入りたい。きっかけさえあればね)
せめて あいさつだけでもってもう何回思ったことか。
ただのあいさつでさえ おはよう こんにちわが直ぐに言えない
僕がそんな事できるはずがない・・・
この日も学校の事で心配をさせている母に居もしない友達の話題を話して心を痛めながら笑った。
翌朝
もう学校行くの辞めたいなー
教室の重いドアを開け、自分の席に向かう
あの席に座ればいつものつまらない日常が始ま・・・
(がっ)
視界が急速に降下していく
なんで僕は地面に顔からつっこんでるんだよ
思考がゆっくり巡り
そして
インパクト!!
「おい どうしたー」
「やべ・・・俺が引いた椅子に男が引っかかっちまった・・・ごめんなーおい大丈夫か?」
「ぁぁ・・・ぅ」
クラスメイトの視線が鼻血でみっともない顔に視線が降り注がれる
どこまでツイてないんだ俺は
もう終わりだ・・・
「もしかして頭うったか?おい大丈夫か?」
返事くらいはしなきゃ・・・大丈夫だよって・・・
あれ言葉出てこない でも何か言わなきゃ
「だい、・・・」
よし もうすこし
「え?だい?大丈夫なのか?」
「すきです・・・」
あぁ・・・僕は何を言ってるんだ
「えええええええええええ お前俺のことそんな目で///」
『ぷっあははははははははは』『付き合ってやれよ!!』『男同士・・・うっ鼻血が・・・保健室行ってきます』
教室中が笑いに包まれる
ホントに僕は何を・・・顔まで鼻血色になってきた気がする
「えーと ごめんな俺お前とはつきあえないや」
「こ、こっちこしょ ぎょめ・」
「でもさ、友達でよければいいぜ?」
「え、あ、う、うん よければ・・・おねぎゃいします」
その後、今まで話したことも無いような女子にまで話しかけられた。
BLがどうたらこうたらとかそれ以上頭には入ってこなかったけど
予想もしなかった展開すごい嬉しい、でも・・・
こんなにみっともない友達の出来方なんてあるんだろうか
ははっとりあえず 明日はこれよりはまともな挨拶をしよう
スマフォの中の美少女キャラを見ながらニヤニヤしていた男がそれを消しながらニヤニヤしていた。
初投稿ども・・・俺みたいに初投稿でこんな拙い文章投稿する物書きって他にいますかね?っていないか
ははっ お初です!!話を考えるのはすきなのですが、今までビビッて文章にしてこなかったのでそれを変える為にも投稿しました。急には良くならないことは分かってるので、自分自身少しづつ成長していきたいと思っております。もしよろしければ感想いただけると幸いです。




