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精霊の幸う国の古城管理人【第一部完結済み】

作者:橘 佐和
最新エピソード掲載日:2026/04/02
数多の精霊が住まう自然豊かな国、クローマチェスト王国。
その地方の片隅に、ひっそりと佇む石造りの古い小城があった。
建国譚にも歌われる戦乱を経て、古からの精霊が住まう城と言い伝えられてきた由緒ある城ではあったが、長らく王族に使われることなくあるじを失ったまま、家令を務めていた一族によって保たれるのみ。
やがてその一族も、ついに最後の一人が残るばかりになってしまった。

時代も変わり、商人や職人など市民層の力が増していく中、国王の死を境に王家の権威も弱まりつつある。
その不安定な情勢のさなか、先代家令であった祖父を亡くし、二十歳でその地位を受け継いだ最後の子、エレノア=レコンフォール。

城や貴族の邸宅などで、あるじに代わり家政の一切を担う家内最高位の役職、〝家令〟――その重責を果たそうと、彼女は未熟ながらも日々学びながら城の運営に尽力し、家族同然の使用人たちとともに穏やかな生活を送っていた。

幼い頃からの祖父の教えを守り堅実に業務をこなし、街の社交界の面々や住人たちとも親交を深め、プライベートではお気に入りの羽根ペンで日記などの書き物に勤しみ――。

それから二年あまり、その変わらない毎日に満たされていたはずだった彼女の人生は、ある嵐の晩の出会いによって、少しずつ変化していく。

強力なパトロンを持ち、精霊とともに旅をする謎多き放浪画家、ヴァイスとの奇縁。
城を訪れ、去っていく者たちと結ばれていく絆。
新たに城に迎え入れることになった執事の青年から向けられる、不思議な好意。
二十年前、両親の命を奪った流行病とはなんだったのか。
「招かれざる客は、あるじの祝福なしには城から戻れぬ」「精霊様のお気に入り」――城の精霊にまつわる不可解な言い伝えとは。
そしてエレノアに秘やかに託されていた、使命とは――。

一族が脈々と受け継いできた誇りと歴史ある城、それ以上に亡き家族との思い出が残る〝家〟を守り抜くというエレノアの決意は、やがて空位に揺れる王国の、新たな礎を創り出していく。

過去に浸る古城と、未来へ歩んでいく人々。
その狭間で語られる、たくさんの〝心〟の物語。

※第一部完結済み(約10万字)
※カクヨム・アルファポリス・小説家になろうにて同時掲載中です
 
登場人物
2026/03/31 16:27
【第一部】第一章 嵐の夜の客人
2026/03/31 16:28
2026/03/31 16:28
2026/03/31 16:28
2026/03/31 16:28
第二章 王都の影と日向に咲いた花
2026/03/31 16:29
2026/03/31 17:16
2026/03/31 19:32
2026/03/31 20:06
2026/03/31 20:43
2026/03/31 21:04
第三章 城に棲まうもの
2026/03/31 21:05
2026/03/31 21:27
2026/03/31 21:27
2026/03/31 21:28
2026/03/31 21:28
第四章 残してきたもの
2026/03/31 21:29
2026/03/31 21:53
2026/03/31 21:54
2026/03/31 21:54
第五章 描いて、書いて、つつんで、結んで。
2026/03/31 21:55
2026/03/31 22:19
2026/03/31 22:44
2026/03/31 23:12
2026/03/31 23:23
2026/03/31 23:34
entremets
2026/03/31 23:47
2026/03/31 23:47
【第二部】第一章 雨夜のソワレ
2026/04/01 12:09
2026/04/02 16:44
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