19話 妹とリリフと
~ヨキナタウン~
統括者であるマナブは夢力回復の為に休憩として
ヨキナのいる自分達で作った町ヨキナタウンへと向かう
ヨキナは夢力の低い人の為の町を作っていた
慈善事業のようなことをしていた
マナブはこんな事もいいものだなと思った次第だ
そして、
休憩が終わるとマナブは色々転送して様子を伺う
すると、飛んだ場所はデジャブのような光景が広がっていた
マナブ
「またあの時と同じ光景だ…」
来るとそこは地面に穴があいており
その上に人が倒れていた
妹
「おにいちゃーん!」
マナブ
「あれ?なんでお前いるの?」
妹のラブゼリカ
ラブゼリカ
「あん?誰がお前だこら!(笑)
ラブゼリカ様!だろうがっ!(笑)」
妹はマナブに態度が昔から悪かった
マナブ
「まーたいつもの奴か
そんなに養子の俺が憎いのか?
でもね、俺には力があるからそんなのにはもう聞かないよ」
マナブは火を吹いて見せるが
ラブゼリカは鼻で笑う
ラブゼリカ
「じゃあ俺もとっととお見舞いしてやるよおら!(笑)」
俺っ子のラブゼリカは地面から針を発生させる
マナブは重症を負う
マナブはイメージ図で感じていた光景を思い出す
イメージ図で書き終わった姿はラブゼリカだと気付いた
ラブゼリカ
「はは!血だらけじゃん!
妹様に軟な態度とるから!だろ?(笑)」
マナブ
「この素っ頓狂に我儘な気質
なぁんにも変わってないな我が妹は」
ラブゼリカ
「あぁん?だからラブゼリカ様だろ!(笑)
おら!おら!(笑)」
ドクン!ドクン!
地面から針を発生させ続けてダメージを負わせまくる
マナブ
「残念ながら俺はこういう能力だから
妹の強さも自分にはかなわないよ(笑)」
地面から針を発生させているのに
何故かマナブは効いていない
ラブゼリカ
「そんな!なんでだよ!
俺はこの力で今まで小悪魔連中従えてたのによ!」
ラブゼリカは愕然として尻を突く
マナブは圧倒的な力を手にした事で調子づいて
優しく説法する為に近づく
空中に浮きながら、地面のダメージは空中に微かに飛んでいたのでかからなかった
マナブ
「いくら妹だからってね
さすがに俺は怒ったよ
仮にも家族だったからちょっと懲らしめないとね」
ラブゼリカ
「あぁあああああ!」
ラブゼリカの頭に手を置くと絶叫する
マナブは夢力を使って頭の中の記憶を読み取る
マナブ
「うーむ なるほど
家族はあの時に爆発で無くなってて
ユメセカイに妹だけ残ってたのか
で、偶然いたのが小悪魔連中のとこで拾われたと」
ラブゼリカ
「あぁそうだよ、俺はあいつらに恩返ししなきゃなんねぇからよ!
お兄がいくら言っても無駄だかんな!」
全くといってマナブは頭を撫でる
ラブゼリカは泣き抱き着く
マナブ
「やっぱり子供だのう 妹よ」
ラブゼリカ
「う、うるせぇ!黙って俺を介抱しとけ!」
?
「あらら、こんな事なってましたか やっぱり心が弱いと使い物になりませんね」
聞いた声が現れる
マナブ
「お前がラブゼリカを拾ったのか
何と偶然だろうか」
マナブはそこにいる女リリフを見つめていた
リリフ
「あなたは最低な人だったはずです
なのになぜあなたは今優しいのですか?おかしくないですか?」
リリフはずっと考えていた
マナブの人の悪さに、そしてリリフはそんな人間の悪さに反旗を翻して小悪魔連中に入っていた
マナブ
「聞いたぞ お前、小悪魔連中で上位なんだって?」
リリフ
「そうですよ
私はどこまでも愚かな連中を許せなかったのです
神経質と言われましたが、その神経質な注意によって私は上位に上り詰めれたのです」
雷を雨のように降らせる
マナブ
「雨と同じ要領で雷降らせるって…
夢力やばくないか?」
リリフ
「そりゃもう、私は目的を感じましたから」
にやっとリリフ
マナブ
「何の目的だ?言ってみろ 統括者の俺が黙ってはいないぞ」
リリフ
「私達が統括するのですよ」
マナブ
「ファッキン!ちょ、おま、それ俺がいる意味ねぇーだろ という突っ込みは無しか?」
リリフ
「もちろん ですから私があなたの後釜になる為に夢力倍増していってるんです
私の潜在夢力の倍増はどうやら怒りの真相への探知だったようです」
マナブ
「俺に怒りがあると?」
リリフ
「えぇ、怒りの真相をまた増やしましたね
それがラブゼリカさんとの会話という事になります^^」
ドゴーーーン!
太い雷がマナブを襲う
雷の怒音を避雷針を生成して避けさせる
リリフ
「なるほど、避雷針ですか
ですが、あなたの夢力はもう残ってないですよね
残ってますが、ユメセカイ持続の為の夢力は残ってないはずです
攻撃され続けたら、これで私が統括者になれますよ」
リリフは雷雨と太い雷を連続的に降らせる
ラブゼリカ
「お兄!怖いからやめさせろ!」
雷嫌いな妹は
泣きながら兄の首を絞めて発狂する
マナブ
「ぎょええええ!
おま、怖いのか俺を苦しめたいのかどっちかにしろ!」
リリフ
「あはは!これなら赤ん坊を挫くよりも簡単ですよ!マナブさん!」
ドン!ドン!
雷ドンが繰り出される
マナブ
「どんだけ夢力有り余ってるんだ
異常だな 後ろにバックがいるだろお前」
リリフ
「よく気づきましたね ですがもう終わりですよ!」
一際ぶっとい雷を避雷針に与えると、避雷針はぶっ壊れる
マナブ
「えぇえええ…こいつは参ったな どうしようか」
リリフ
「大人しく統括者の資質をよこせばいいんですよ
それであなたも妹さんも助かりますよ」
マナブ
「でもなぁ、だってなぁ、リリフは統括者なったら神経質的に世界を統括するんだろ?
だとしたら、世界は優しさをなくさないかな?」
ラブゼリカ
「うん 確かにお兄の意見は一理あるかもしれねえな
リリフさん!統括者以外の道も探しましょうよ!」
リリフ
「統括者以外は認めないです^^」
ドゴーン!
雷がラブゼリカを襲う
マナブは瞬間遅かったので、避雷針生成よりも先にラブゼリカに雷が遅い気絶する
リリフ
「あらら、ごめんなさい ですが気絶レベルの雷なんで大丈夫ですよ
あなたの避雷針は小さいですね これなら1、2回の雷で済みそうですね」
マナブは焦った
しかし夢力はもう維持のためにも残っていない
頭の中ではユメセカイ持続の為の夢力キャパシティが思考されている
もう夢力は使えそうにない 誰かを呼べる夢力もなかった
マナブ
「俺にはもう…万事休すか」
マナブは後悔した
だが、マナブはそれと同時に思い出した
マナブ
「友情の瓶があったじゃないか!
何も入ってないけど、まあいい これが最後だ
これを開ければいいんだろ よしっ!」
マナブは思い出した
別れ際にノウルにもらった友情の瓶に期待を込めて開ける
マナブ
「くっさ!!!!」
友情の瓶には何も入っていなかった
入ってたのは屁だった
マナブ
「おま、ふざけんなよ!!!」
マナブは怒った
しかしその怒りも後ろの存在で心を取り戻す
ノウル
「どうやら、うちの出番やな
屁から飛び出して助けにきたで!」




