第2話 ユウの守護者
第2話投稿しました。 これからもよろしくお願いします。
「私は、地球という惑星の日本という国の徳島県の神様よ、食物の神様と呼ばれているわ。名前は大宜都比売よ、オオゲツヒメと呼んでね、よろしくね」
「よろしくお願いします」
「徳島県の神様として、言いたいことがあるけどいいかしら」
「いいですよ」
「徳島県はね、昔は阿波国と呼ばれていてたの。昔、現在の北の地域は栗の生産地で粟国と呼ばれていてね、南は長国とよばれていたわ」
「へぇ~」
「いろいろあって、元明天皇の好字令で地名を二字で表記するために、粟は阿波に変更されたのよ」
「へぇ~、そうなんだ」
「詳しくは、また今度話すわ」
「うん、わかった」
お母さんは泣いて、お父さんは笑っていた。真逆の表情だが多分、二人共喜んでいると思う。
「神が来てくれるなんてすごいわね」
「そうなんですか?僧侶さん」
「そうよ、凄いことなのよ。」
「へぇ~」
「ユウの守護者は、かっ神様だ!」
「ずっじゅごいわ、ユゥ」
「それじゃあ、帰ろう」
「帰ってステータスを見よう」
「じょっじょうぬぇ」
家に歩いて、帰った。
「それで、ステータスはどうなの」
「父さんも気になるぞ」
「私も気になるわ」
「これだよ」
ユウは紙をひろげた。帰る時に、僧侶さんからもらった。ステータスは空間がねじまがって、最初は現れるらしい。
名前 ユウ
職業 村人
性別 男
種族 人
年齢 五歳
称号 黒板消しマスター [転生者 元勇者 魔王に殺されし者 (ユウ以外に見えない。)]
スキル 黒板消し落とし 光と闇の鎖
魔法 光 闇
適正職業 盾使い 剣士 動物使い 魔物使い
守護者 大宜都比売
加護 神様 大邪神 大宜都比売
「ユウ、凄いな」
「神様と大邪神の加護を持っているなんて、すごいね」
「光と闇の鎖って何かしら?」
「お母さん、そのスキルはね、光と闇の魔法を封じるかわりに、全能力を少しあげるんだよ」
「そうなの。もしかして、魔法が使えなくなるの」
「お父さんだって、魔法が使えないから、剣一筋で頑張って有名な冒険者になったんだからな。魔法が使えなくたって問題ないぞ」
「私もそう思うよ」
「別に、気にしてないよ。それで、お母さんは魔法をつかえたの?」
「私は光の魔法がつかえてね、特に回復系の光魔法が得意だったから聖女とかよばれたりしたのよ。お父さんと出会って、一緒に冒険したりして、冒険者を引退して結婚したのよ。その後、この村にきて道具屋を始めたの」
「へぇ~」
「黒板消し落としのスキル使ってみて」
「うん、わかった。黒板消し落とし」
黒板消しが落ちた。ユウは、黒板消しを拾ってなんとなく家の外に黒板消しを投げた。
「ギャァーーーぼっ僕のたまたまがぁーー」
「おっおい、大丈夫か!」
「もぉう、うるさいわね」
「ユウ、何か悲鳴が聞こえなかったか」
「気のせいじゃないかな」
「そろそろ、王都に引っ越そうとおもうの」
「うん、わかった」
そして、王都に引っ越した。