あとがき
こんばんは、リーマンAです。
先日、一度完結済にしていたこの作品ですが、
あとがきを付け足す為に、最後にもう一度だけ更新します。
何でまた、あとがきを書く気になったかといいますと。
単純に書くのを忘れていたという事が一点。
もう一点は……。実は、実験的な試みによるものです。
お気付きでしょうか?
タイトルと、あらすじが変更されております。
特にあらすじは、原型がないほどに大幅修正しました。
というのも、某スレで、タイトルとあらすじ、特に、あらすじで損をしているという御指摘を受けたもので。
まあ、それで修正してみたわけですね。
さて、実験的な試みと言いました。
それは、この更新で、アクセス数に変化があるかを見ようという腹積もりです。
つまり、次回作を作る上での参考にしようと、そういうわけですね。
何とも、自分勝手な理由です。ごめんなさい。
ですがまあ、折角書くわけですから。
あとがきという形で、つらつらと思う所を綴っていこうかと思います。
まず、小説のタイトルについて。
今回、外道戦記の、外道を変更しましたが、『赤に染まる』は残しました。
そもそも、元のタイトルは『赤に染まる』だけだったのです。
外道戦記というのは、後から付け足したものでした。
この『赤に染まる』は、『朱に交われば赤くなる』の諺を意識しています。
主人公たちの名前もそうですね。
主人公の長谷川 雫と、藤堂 朱。
朱は、ずばりそのまま朱に交わればの、朱です。
そして、朱と交わる対象が、雫。
つまり、朱に交わった透明な雫が、赤く染まる。
そんなイメージで付けたネーミングです。
少し安直だったかな? という思いもありますが、私的には気に入っています。
ちなみに、名字に関しては適当です。
続いて、異世界トリップについて。
作中の序盤において、日本に暮らしていた二人の少女が、異世界トリップという超常現象にあうわけです。
異世界戦記という物語の始まりですね。
ですがこの異世界トリップ、その現象について作中で全く掘り下げていません。
何故トリップは起きたのか? 誰かの思惑によるものなのか?
そうならば、誰が、どのように、何故、引き起こしたのか?
完全に放置プレイのままになっています。
作中から読者が分かるのは、朱が事前にトリップが起こることを知っていたという事実だけです。
そこから推測して、不意に訪れた自然現象的なものでない。精々その程度しか、作中から読み取れません。
このトリップに関して掘り下げるべきか、正直迷いました。
裏設定として、その辺の設定もちゃんとあったりするのですが、それを作中で語るべきかどうか。
語るとしても、完全に明らかにするのか、あるいは、匂わせる程度に抑えるか。
結論は、読んで頂いた通り、全く言及しないというものです。
それは何故か? それは雫が、異世界トリップにまつわる出来事の当事者ではないからです。
この小説の主人公は確かに雫です。
ですが、異世界トリップという事柄に関しては、朱が当事者であり、雫は巻き込まれた立場です。
だからこそ、雫の視点からは、異世界トリップの事実は窺い知れない。
ならば、作中で明らかにされない方が自然だと考えたわけです。
そのため、作中では、異世界トリップを掘り下げませんでした。
まあ、二人を異世界トリップさせた下手人に関しては、私が小説を書き続けていれば、いずれ再登場するはずです。
唐突に何の話だ、と疑問に思われたかもしれません。
実はこの小説、なんとも無謀なことに、プロット上は三部作の一部目という立ち位置なのです。
ホント、自分でも気が狂っているとしか思えません。
過去の私は、どうして未来の私の首を、そんなにも締め付けようとしたのやら。
謎だ。本当に謎です。
一部完結まで、約一年半。仮に、三部全て完結できるとして、何年後の話やら。
……気が遠くなってしまいます。
その上、この三部作とは別の連載まで……。本当に頭がおかしい。
一作のみに集中できない。そんな自分の移り気な性格が恨めしく思います。
しかも、件の異世界トリップの下手人が再登場するのは、三部目の序盤という。
本当に出番はあるのやら。はあ。
いや、気持ちを切り替えていきましょう。
あとがきついでに、この後の話を宣伝しておきます。
続く二部目は、実は『赤に染まる』を投稿するよりもずっと昔に、一話だけ投稿しています。
日付を見ると、なんと2014年5月の投稿。
あれ、そんな昔だったかな? なんて、作者自身が思うくらい昔だな……。
タイトルは、『疾きこと風の如く』です。
何の捻りもないタイトルなので、きっとタイトル変更すると思いますが。
本来は、これが一部目でした。
そして、その前日譚的なものが、『赤に染まる』で、これを二部目に持ってくる予定だったわけですね。
ただ、この二部目の方が執筆のモチベが高かったので、結局、時系列順に書いていくことになったという経緯があります。
さて、少しばかり、作品紹介をさせて頂きます。
この『疾きこと風の如く』の主人公の名前は、レイ・ラザフォード。
最強の騎士団を擁するラザフォード将軍家の御曹司です。
彼は第一話において、初陣を迎えます。
レイは、ラザフォード家の騎士団に誇りを持っていました。
それ故に、初陣にもかかわらず、不安や恐れとは無縁でいます。
最強と謳われた第二軍が負けるわけがない。彼はそう信じていた。
しかし蓋を開けて見れば、敵国の調略により、友軍からの裏切りが続発。
その初陣は、苦すぎる敗北に終わります。
友軍を逃がす為、戦場に残った第二軍は壊滅的損害を受け、軍団長であるレイの父親も戦死する。
それだけの犠牲を払いながらも、ついに逃げ切れなかったカール三世も捕殺されるという、国を揺るがすような敗戦となります。
そんな戦場から命からがら逃れたレイは、その先で、一人の老婆と出会います。
マグナ王国の辺境に隠棲する『遠国の魔女』と呼ばれる老婆に。
兵の精強さだけが戦の全てではない。
この敗戦と、老婆の言葉から、レイはその事実を痛感します。
そして、滅亡の危機に陥った祖国を救う力を得るため、『遠国の魔女』に師事し、彼女の祖国に伝わるという兵法を学ぶ。……とまあ、こんな話です。
一部目の『赤に染まる』がトリップ主人公なのに対し、こちらは現地?主人公となっています。
……三部目は、あまり、あらすじを書くのもなあ。
二部目も終わってないですし。うん、色々と……ね。
まあ、多少ぼかしつつ、さわり程度だけ紹介します。
とある理由により、王権が著しく弱くなってしまったマグナ王国。
当代の国主たる幼き女王は、まさに傀儡。
籠の中の鳥もかくやという、飼い殺しの境遇にいます。
ただ飾られ、いずれ不要になれば、捨てられる。
そんな、自らの未来を他者に委ねるしかない、無力な女王。
彼女は全てを諦め、ただ、ただ、無為な時間を過ごす日々の中にいました。
ところがある日、転機が訪れます。
とある事件をきっかけに、思いがけず人々の求心力を得てしまった女王。
自らの名を歓呼する群衆を前に、彼女はその可能性に気付いてしまいます。
今、立ち上がればあるいは……と。
傀儡の王が、権力を取り戻すために決起する。
失敗すれば、当然命はない。命賭けの大博打。のるか、そるか……。
女王は決断し、群衆に宣言する。
これまで専横を恣にしてきた逆賊を討つとことを。
仮タイトルは、『ルビコン川を渡る』です。
後、この幼き女王は、前世日本人の転生者だったりします。
さて、宣伝はこのぐらいにして。
そろそろ、あとがきを締め括らせてもらいます。
最後に、この作品にここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
読者の皆さまに、幾千、幾万もの尽きせぬ感謝を。




