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半妖師〈ハンヨウジ〉  作者: 神暁翼
3/51

大輝の過去

〈第3章 大輝の過去〉



私は霜月小雪〈しもつきこゆき〉。

って!もう説明はいいか!

いつもの通り平和な日常で物語を始めたかったけど、

今回はシリアス回だからできないわ!

それでは物語を始めるわね!

まずは今の現状を言うね!

まず私と大輝君はパラレルワールドに連れてこられてそこで河童の敵襲を受けた。

そこでボコボコにされてしまった大輝君、すると大輝君の回りが光だした。

まるで何かの封印が解かれるような感覚だわ。

私は何が起きているかよくわからない。

それは河童も同じのようだ。

すると空に異常が見える!

何が起きているかというと

月はこの世界にはないのかわからないが見えてない。星も出てない真っ暗な世界、もちろんこんな真っ暗な世界なら雲なんてわからないだろう。

だが今はわかる。 

雲が、大輝君の近くに近づいているのだ。

「な、なにが起きているのだ!この世界には夜しかない漆黒の世界!明かりもなにもないはず!もし雲があったとしても見えないはず!なのに!なぜ見えるのだ!!」

と河童が言っているのだ。

ホントに何が起きているっていうの!?

するとその雲からいきなり雷が大輝の元に落ちる!!

ドゴォォォン!!

すさまじい音だ。

だ、大輝君は大丈夫なの?

「大輝君!大丈夫!?」

私は叫んだ。

だが返事は返ってこない。

ま、まさか死んじゃった?

「え!大輝君!!返事して!!死んじゃったの!?

返事してよぉ!!!」

でも返事は返ってこない。

ホントに死んじゃったの?

嫌だ!嫌だよ!!

まだ知り合ったばかりじゃん!

まだ学校に行けてないじゃん!!

まだ私の中の妖怪を祓ってもらってないじゃん!!!

「ねぇ!返事してよ!!

大輝君ぅん!!!!」

だが返事をしたのは大輝君じゃない返事もしてほしくない今にでも私の前から消えてほしい奴の河童だった。

「な、何がなんだかわからんが

あの陰陽師小僧は死んだようだな」 

河童はそう言いながらこちらに向かってくる。

「嫌!こっちに来ないで!!」

私は近くにあった石を投げる。

だが無駄だ行いだ。

河童は私の首を片手で掴みまるで木の棒を持つように軽々私を持ち上げた。

くっ、苦しい!!

「さぁ!改めて死んでもらおう。

さっきの邪魔が入らない内にな」 

河童は私を掴んでない腕で私の頸動脈を狙う。

あんな鋭い爪だ。

プスリと刺せば私は血を吹き出して大量出血で逝ってしまうだろう。

だが大輝君が助けてもらえることを信じる!!

まるでアメリカンヒーローのように!さっきのように!

だが現実はそう甘くないだろう。

私はそのまま窒息しそうだ。

「ぐぅ!ぐっ!ぐる゛じぃ!」

「苦しいか、今楽にしてやる」

ついに奴の爪が私の頸動脈を突こうとする!!

「やめでぇ!!」

まだ!まだ死にたくない!息をもう数秒間だが少しも吸えてないのだ。

遠ざ活量が低い私にとっては最低最悪な状況だった。

遠ざかる意識。

もう力もあまり入らない。

ついに死ぬんだ。

実感がある。

あぁ短い人生だった。

せめて高校だけは楽しみたかった。

ついに逝ってしまいそうだ

私は最後に大輝君の方をみる。

もし本当にアメリカンヒーローのように大輝君が現れるんじゃないかって思ってしまう。

あぁ土煙で何も見えないや

そこに人影なんてあったら

奇跡だよね。

あんな雷が落ちたんだもん

普通の人なら死んでるよ。

少しずつだが土煙が晴れていく。

すると!そこには!!

奇跡が起きていた!!

大輝君の居た場所には人影が!

そしてその人影はこちらに向かってきて!

私の掴んでいる腕を斬り落とす!! 

吹き出る紫色の血

「ぎぃんやぁぁぁ!!」

河童痛みでの悲鳴。 

私はドサッと地面に落ちる

「げほぉ!げほぉ!」

手をにされたので咳き込む。 

だが誰が助けてくれたの?

まさか!!!

大輝君!?

だがそこにいたのは

大輝君らしき人であった。

大輝君は左目を髪の毛で隠している。そして髪の色は黒。

なのだが!目の前の大輝君らしき人は左目を髪の毛で隠していない。そして髪の色は白で前髪は黒であった。 だが顔の輪郭は大輝君その者だった。 

だが左目の色が赤で

右目は黒という摩訶不思議な現象が起きていた!

目の形も服も大輝君と同じ

私は勇気を絞って名を聞いてみる!

「だ、大輝君?大輝君なの?」

すると大輝君らしき人が

「いかにも

俺は茨木大輝、陰陽師であり妖怪茨木童子の子孫だ」

妖怪の子孫??

茨木童子!?

え!え!なんのことだかよくわからない!

すると痛みでもがいていた河童が口を開く。

「お、お前が!あの..陰陽師小僧だと! 

あの小僧はそんな力なんて持っていなかった!!」 


「あぁもう一人の俺にはこんな力はないさ」

「もう一人の俺だと!

ま、まさか!お前!」

「そう。イレギュラーの存在半妖だ」

私には何がなんだかよくわからなかった。 

イレギュラー、半妖、んーよくわからない。

私はわからないが二人の会話は続く。

「そうか。イレギュラーだったのか。そしてお前は茨木童子の子孫。ふ、

笑えるがこの笑いは恐怖からだ。イレギュラーそして半妖の陰陽師。最強ですか?お前は」

「最強ではない。だがお前以上の強さは持っている。

試してみるか?」

と大輝君の挑発

私にもわかる挑発

でも河童は簡単にその挑発にのる。

「あぁ!試してみるよ!」

それはわざとなのかそれとも負けずまいと思う気持ちなのか、河童は大輝君に突っ込んでいく!!

私は今気づいた!

何かというと切断されたはずの腕が回復しているのだ!

やばい!またあの乱れ引っ掻きが大輝君を襲うのか!

「イレギュラーでも!何でも!!俺に挑発するなんて!調子に乗るなよ!!このがきが!!!」

河童が爪を素早く降り下ろす!

ガキィィィンガキィィィンガキィィィンとすべて大輝君は刀、喰刀 柊で防ぐ

「そんなもんかよ!」

大輝君は河童の腹を斬った! 

「ぐぅ!いってぇな!マジで調子に乗るなよ!!!このくそこがぁ!!」

そう言うと河童はさっき集めていた水の球の近くに行きその球を大輝君に投げる!!! 

「ぐははは!!これで終わりだな!!半妖師!!」

大輝君に迫りくる巨大な水の球

だが大輝君は避けはしない!

逆に刀を構えてバトルポーズをしている!!

「なにをしてるの!!避けて大輝君!!」

私が忠告をするが大輝君は無視!

ついに大輝君の目の前まで水の球がくる!! 

あぁぁ!!

あのバカはなにを、やってるの!!  

河童が言う。

「なぜ避けない!マジでイカれてるクレイジーなくそがきだぁ!!そのまま体を飛び散らしな!!!」

ぶつかる直前!

大輝君が口を開く!

「なぜ避けないって?

決まってるだろ。

避ける必要がないからさ」

すると喰刀 柊が輝きだし!そして!

大輝君は水の球を斬る!!

綺麗に見事に真っ二つだ。

「な。なにぃ!!」

驚きを隠せない河童。

大輝君はニヤリと笑い

「次は俺の番♪」

と言い

すさまじいスピードで河童に近づいて河童の腹を深く斬った!!!

「ぐはぁ!!」

スピードでなのか力でなのかわからないが河童は2~3メートル吹き飛ばされて地面に叩き落とされる。

「か、敵わない このがきは、強すぎる」

あまりの強さに怖くなったのか

河童は這いずりながら逃げ出そうとしている!!

だがすぐに大輝君に捕まる。

「ひぃいいいいいい!!」

恐怖の悲鳴を発する河童

「さてさて拷問といこうか」

いかにもドS 見たいなことを言う大輝君。

「ど、どんな拷問ですか?」と河童

「こんな拷問だ!」

そう言った大輝君は河童の指を斬り落とす!

「ぎぃんやぁぁぁ!!」

今のは見ているこっちも痛い!

だってグジャリって言ったよ!

少し吐き気がする。

私は目を反らした。

「いいぞ、もっと聞かせろよ」

うわぁドS 。

そんなドS 大輝君が行う河童への拷問が開始する。

「よし、最初の質問だ。

なんでも答えろよ」

うんうんと首を頷く河童。

「まずてめぇーの親玉はなんだか」

「私の親玉はぬらりひょんです!!」

ぬらりひょん

私でも聞いたことのある妖怪だ。

確か人の家に勝手に上がりお茶を飲み最後には土産を置いていくという意味のわからない妖怪だったはず

そんな妖怪がなんで私を殺すよう命じたのかしら。 

大輝君の拷問は続く。

「なにが目的だ」

「霜月小雪の暗殺」

「なぜだ?」

「それはわからない!!」

すると大輝君は指を斬り落とす。

またも悲鳴が聞こえる。

「ひ、酷い!なんてことするんだ!俺は嘘を言ってないのに!!」

「酷いのはお前のほうだろう。か弱い女の子を殺そうとするなんてよ!」 

また斬り落とす。

「あぁぁぁぁぁぁ!」

「今のは気分で斬った」

河童の怒りが頂点に立つ。

「ちょ、調子に乗るなよ!がきが!!!!!」 

「ふ、怒りに任して攻撃してくるか、返り討ちにしてやんよ!!!」

大輝君は襲ってくる河童の両足首を素早く斬り落とした!!

「あぁぁ!ひぃぁぁぁ!」

河童がもがく

その河童を踏む大輝君

そして最後の質問となる。

「最後の質問だ。

お前達のやろうとしていることはなんだ?」

すると河童はホントになにも知らないって顔で「それだけは幹部にならなきゃわからない!!ホントだ!信じて!!」

「あぁ信じてやるよ。

これがホントに最後な。

お前の親玉にこう伝えろ!

近い内に会いに行くってな」

大輝君は残りの指を全部斬り落として言った。

「あぁぁぁぁ!!」

聞き飽きたと言ってもいい悲鳴。

大輝君は河童の傷口を踏みつけながらこう要求した。

「さぁ早く這いずりながら帰りな。そして早くここから出せ」

「わ、わかりました!!」

そう言うと

いつの間にかパラレルワールドが解かれたようで見慣れた住宅地に帰ってきた。

ふう無事に帰ってこれた!

それは大輝君も同じだ。

だがまだ大輝君はドS 大輝君のままだ

私は大輝君に聞きたいことがあったのだ。

「ねぇ大輝君なんであんな残酷なことしたの?」

すると私に近づいてこう言う。

「すべてはお前を守るためだよ。小雪ちゃん」 

と言われた。 

私は顔を真っ赤にした。

だって ま、真正面からそんなこと言われたら誰だって真っ赤にして照れるよ!

するとドS 大輝君が私の頭をいいこいいこしながら

「たく、たまには可愛いとこだしてくるんだな」と

笑顔で言ってくる!!

その笑顔は100点満点だ!

そしてそれを見て改めてわかった。この人は大輝君だってこと。

てか!私は大輝君の手を払った!

「そんなに頭を触らないで!警察呼びますよ!」

照れ隠しである。

「そんなわかりやすい照れ隠しがあるのか!?」

て!

「照れ隠しな、なんてしてないし!!」

注意!照れ隠しです。


私は大輝君を殴る! 


注意!!照れ隠しです。


でもすぐに交わされてしまい終いには押し倒された!

「え!」声を出して驚く私

すると大輝君が言う。

「守ってやったんだ。

対価としてお前の初めてを貰おう!」

え!えぇぇぇ!!

「ちょ!いきなりなにを言うのよ!!」

「当たり前だろ?護衛をしたんだ。守ってやたんだ。

その対価だ。さあ始めるぞ」

「ちょちょちょ!!

待って待って!!!

ここは住宅地!!声とか聞かれたらヤバイって!

せめて公園で...ってやめて!」

大輝君は私の胸を触る。

く、くすぐったい。

「あ、あん」

甘い声がでてしまう。

すると大輝君は言う。

「小雪ちゃんの胸って小さいね。これで本当に高校生?」

な、なんてことを!!

勝手に触ったくせに!

そのあげくバカにされた!

この怒り!!なに!当たればいい!!

てか!今そんな事を言ってる暇じゃない!!

ついに大輝君が私の服を脱がそうとしている!!

私はその手を払う!

「ちょっと!待っててば!

私は貴方に処女を渡すつもりはないの!」

と言った!!

「じゃあ対価は?」

と大輝君が言う。 

「対価なら、き、キスくらいしてちょうだい....」 

私は顔を真っ赤にして言った。もういや!!でもヤルよりはキスのほうがましだ。

「しょーがないな」と大輝君 

そして私と大輝君の唇が重なる。

チュッ

そして私のファーストキスは大輝君に奪われたのだ。

キスを終えた私と大輝君

もうお嫁にいけない!

でも以外と...んてなに考えてるのよ!私!!

すると大輝君が言う。

「今回はこれで許すが今度はヤルからな」

強引でもと言う。

「嫌です。次は..ってなにを言わせるんですか!人のファーストキスを奪っておきながら!!」 

「なにも言わせてないだろ」

「いえ!言わせてます!!こんな破廉恥なこと!!」

まぁまぁとジェスチャーしてくる大輝君!

く!昨日もこうやられた気がする!

するとフラフラっと立ち眩みをする大輝君。 

「大輝君!!」

私はすぐに駆け寄り肩を貸す。

「もう、今日は疲れた。いつもの俺に変わるぜ」

「いつもの大輝君ってことはニコニコフェイスの優しい大輝君?」

「あぁ」

「やった!やっといつもの可愛い大輝君に変わってくれるのね!」

「ふ、嫌われたものだな。

だがまた近い内に会うことになるだろうよ。

そのときまで」

すると大輝君はまた

チュッ

とキスをする。

そしてこう言う。

「もう一人の俺と浮気すんなよ♪」

カァァァ!!

真っ赤にする。

そして言ってやった! 

「浮気もなにも私は貴方と付き合ってなんていませんし、優しい大輝君はキスなんてしません!!」

「ふ、どうかなら」

大輝君はそう言い残して

意識を失った。

あーあ

私は今日色々と奪われてしまった。

お金、ファーストキス、ファーストバストタッチ

もう嫌!!

でも元に戻ってよかった。

「てかこの漫画とかどおしよ」


途中までがんばって持ってこれたが結局お母さんに近くまで迎えに来てもらいました。

今の事情を話すとお母さんは険しい顔をしていた。

まるで昨日のお風呂場での出来事のようだった。

でもなんで大輝君のあの力は封印されていたのだろう?? 



小雪はまだ知らないがいずれ知ることになる。

だがみんなはいち早く教えよう。

茨木大輝の過去を。


******

俺の名前は茨木大輝。

陰陽師であり憎いこの力。

半妖だ。

いきなりで悪が俺の過去を聞いてほしい。

まず十年前に遡る。  

****


僕は6歳の茨木大輝、普通の小学校通っていた頃、僕はいじめられていた。 

いじめっ子は確か小学4年生。

いつも筆記用具が壊されたり。教科書をぐしゃぐしゃにされたりされる毎日だった。 

休みの日は家に遊びに来て

は僕の私物を奪っていかれる始末だ。

大切にしていたキーホルダーや、カードゲームのカードそしてお小遣いなど。

何もかも奪われていた。

この事は親は知らない。

ただの仲のいい友達だと思っているのだ。

俺が知らせなかっただけの話なんだがな。

そして半年間僕はいじめられていた。 

 

そして夏休み、僕はいじめっ子達と一緒に公園で遊んでいた。

「おい!大輝ー!

今日はなにを持ってくれてるんだ?」

といじめっ子

「もう僕の物はないよ!

キーホルダーも!お金も!

お菓子も!強いカードも!何もないんだよ!」

と僕

その時の僕は怒っていたし何より悔しくかった。

いつもいつも私物を奪われ歯向かったらボコボコにされる。

そんな自分の情けなさに悔しかった。

そして今歯向かった。

だからいじめっ子は指をボキボキならしながら僕に近づいてくる。

少年期僕は逃げたかった。でも逃げてもすぐに捕まる。

走るのは僕は遅かった。

そしていじめっ子に肩を捕まれる。力が強いのでめっちゃ痛い!

「痛い痛い痛い!!」

「ふ、歯向かうからこうなるんだよ?大輝君??」

いじめっ子は僕の耳元でこう言う。

「親のお金があるだろ?

俺に一万円持ってこいよ」

僕はお父さん、お母さんは大好きだ。

これだけは断る!

そう言ってやる!

「そんな事!できるわけないだろう!僕はお父さんやお母さんが大好きだ!

大好きな人達からお金を盗るなんて!できない!!」

するといじめっ子は僕を殴る!

何発も何発も殴る!

「俺に逆らうとか!

マジ調子乗るなよ!!」

「ぐ!ぐは!!」

腹を殴られ。

転ばされ。

そして踏まれる。

悔しい!

僕は奴を、いじめっ子を睨む!

「なんだ?その目は?

俺はお前の神様なんだぞ?

神様を睨むとか!」

「マジ!イカれてるぜ!!」

と僕の鳩尾〈みぞおち〉を蹴られる!!

「うっ!」

すごい痛みと苦しみで もがく。

そんな僕にいじめっ子が

「今日のところはこのくらいにしてやんよ。

明日一万円持ってこいよ。

お前は俺が卒業するまで何もかも奪われるんだ。

ふはははは!!」

く、くぅ!!

僕はいじめっ子の背中しか見ていられなかった。

僕は公園を後にして家に帰った。

「ただいま」 

僕が家の中には入るとお母さん、茨木渚〈いばらぎなぎさ〉が現れた。 

ここから僕の嘘タイムが始まる。

「お帰りーってどうしたの?その傷」

「ちょっと転んじゃってね

大丈夫だよ。お母さん」

「そう、気をつけるんだよ?」

「はーい」

「さ、お風呂に入ってきなさい。もう少しでご飯よ」

「うん。わかった」

こうやっていつも殴られたり怪我させられたりすると使う嘘。

親に心配をかけたくないから嘘をついたんだ。

だから親のお金なんて盗める訳がない。

次の日僕は何も持っていかずに公園へ向かった。

もちろん一万円なんて持っていってない。

僕は今回はいじめっ子にやり返すと心のなかで決めていた。

力なんてない、でも殴る事は誰だってできる!

僕は公園に着きいじめっ子の目の前に立つ。

今回はそ中学生くらいの人もいる。

いじめっ子の兄なのかな?

いじめっ子が僕に言う。

僕といじめっ子達の戦いが始まる。

「よぉ、大輝君!

ちゃんと一万円は持ってきてくれてれるよね?」

「そんなものない」

「あぁ?俺の耳が変なのかな?もう一度いってよ!

だ・い・き・くぅーん?」

「お前達に渡すお金なんてないって言っているんだよ!」

そう言うといじめっ子の兄らしき人が口を開く。

「おい!聞いていた事とちげぇーじゃねぇーかよ!」

いじめっ子はオロオロしながら言う。

「まっ待てよ。兄貴!

今ボコボコして持ってこさせるから!」

く!来るのか!

と思ったら兄貴が言う。

「お前だけじゃ心配だから

俺も手伝ってやるよ」

マジか!

その事を聞いたいじめっ子弟はさっきまでオロオロしてたのに今はニヤニヤしている。

「さぁ大輝君!

歯向かった罰として俺達から鉄槌をあげよう!」

いじめっ子が言うといじめっ子が殴られる!

「その厨二みたいなことやめろよ。恥ずかしい」

いじめっ子兄が言った。

いじめっ子弟は涙目だった。

「泣くな。早くこのガキをボコして金を持ってこさせておいしい飯でも食おうぜ」

「うん。グスン」

まだ涙目だ。

するといじめっ子兄がため息する。 

「しょうがねぇーな。

なんか奢ってやるから泣くな。兄さんが悪かったよ」

兄貴は頭を撫でる。

するといじめっ子弟は

「大丈夫!もう泣かない!」

と元気がでたようだ。

そしてついにいじめっ子ブラザーズは襲ってきた! 

まずファーストアタックを決めたのはいじめっ子兄だった。

兄のパンチが少年期俺の顔面にヒットする!

鼻血がドバドバでる。

そこにいじめっ子弟の蹴りが腹にはいる!

「ぐはっ!!」

これが小学1年生にすることか?

酷すぎる!!

「こいつ弱いな」

いじめっ子兄は僕の髪を掴みながら言う。

「さぁ?持ってくる気にはなってきたか?」

その問に僕は

「お前達に...渡すお金なんて. ..ない!!」

「なら!痛め付けるしかねぇーな!!」

いじめっ子兄が僕の顔面を殴る!!

殴る!!殴る!!殴る!!

弟は蹴る!蹴る!!

ぐはっ!!

ヤバイ..殴られすぎて..

意識が飛んでいきそうだ。

少しずつだが意識が消えていく。

痛みも感じなくなってきた。

あ、僕は死ぬんだ。

そう実感した。

するとだ。一人の声が聞こえる。


〈望め、望めばお前の力が解放される。〉


〈望む?何を望むの?〉


その声はどこか自分に似ていた。

そんな気がする。

そしてその声が答える。


〈今望んでいることは何だ?〉

〈今望んでいることは..〉

望んでいることは!!


〈この兄弟にやり返すこと

この兄弟に自分の力を見せつけること!〉

そう言うと声は言う!


〈わかった!その望みを叶えよう!俺の力をくれてやろう!〉

すると僕の意識が回復していく!

そして僕は立ち上がる!!

「お!回復した!!

気を失ったんじゃないかって心配してたぞ!」

いじめっ子弟が言う。

この兄弟をボコボコする。

「お前達をボコボコにするために戻ってきた」

「「ふ、ふはははは」」

いじめっ子兄弟は二人で仲良く僕をバカにした風の笑いをする。

笑いがおさまったのかいじめっ子兄が言う。

「俺達をボコボコにするだと?ふ、笑わせてくれる!

お前自分の傷を見えないのか?」

自分の傷?

そうだ、僕はさっきまでボコボコにされてたんだ。

俺は自分の鼻を触ってみるすると痛みがない。

恐らく折れていたはずの鼻だ!なぜ!というか鼻以外の傷も全部治っている!!

それを気づいた弟は

「お兄ちゃん!あいつの傷!回復してるよ!!」

と言った。

その事にたいし僕を見ながら爆笑するいじめっ子兄

「何をバカな事を言ってるん... 」

僕をよく見たのかその笑いが止まる! 

「な!ななな!!

なんで!傷が回復しているんだ!!」


この頃は妖怪の能力とは知らなかった。

恐怖の顔をしているいじめっ子兄弟。

僕はそんな二人に向かったいく! 

するといじめっ子兄が

「ち、近づくな!!」

と言って近くの石を投げる。

だがそんなの効かない。

俺は殺意をもった目で睨んでいる。

「「ひぃ!!」」

二人の怯えた声。

その後僕はいじめっ子兄弟をボコボコにした。

蹴ったり踏んだり

殴ったりして奴らを痣だらけにしてやった。

二人は怯えて逃げていった

すると心のなかであの声が

聞こえた。

〈ボコボコにできたな〉


〈うん〉 


〈それでは対価をもらおう〉


〈対価!?何をあげればいいの?〉


〈お前の左半身だ。

大丈夫。そこまで異状はない〉


〈ならいいや!あげるよ僕の左半身〉


〈交渉成立だな〉


こうして僕の左半身は化物

いやもう一人の僕の物になったのだ。

あと僕に対するいじめはなくなった。

そしてこの力は別にでなくなり平和な小学校生活ができた。

だが中学、いや陰陽師学校の入学式の時事件が起きる。

それは僕の中で一番の事件

そしてこの力を憎く思うようになった切っ掛けだ。


*****

小学校を卒業した

俺、茨木大輝12歳は、父親が陰陽師学校を受験しろというのでしょうがなく

その学校を受験し見事受かった。

その祝いで今日はパーティーだ!

お母さんは嬉しそうにニヤニヤしながらご飯を食べている。

するとお父さんが俺に祝いの言葉をくれる。

「大輝。入学おめでとう」

「ありがとう。父さん」

「うむ。お前は素質があるから勉学も体術も頑張るんだぞ」

「うん」

俺のお父さん、茨木康太〈いばらぎこうた〉は陰陽師だ。 

陰陽師の中ではかなり優秀な陰陽師で俺の憧れの陰陽師でもある。

でも一番はこの人!

陰陽師の頂点の男!

阿倍野波流斗〈あべのはると〉この男はすごい!

妖怪討伐数なんと500匹!

俺の父さんは大体50匹

この差はすごい!

そして阿倍野波流斗はあの安倍晴明の子孫だ!

今は名字の漢字を変えてるようだ。

俺はこの二人を越える陰陽師になってみせる!!

とそんな事を思っていると

「大輝。早くご飯を食べなさい。お母さんに全部食べられちゃうぞ。お母さんはもうちょっとゆっくり食べなさい」

と少し笑いながら父さんが言う。

すると母さんが言う。 

「だってぇーうまいだもん!食える時は食わなきゃ♪♪」

「祝われるのは大輝なんだから大輝にもあげなさい」

と子供を叱るように父さんが母さんを叱る。

母さんはまるで叱られた子供の様に

「はぁーい」言って

フライドチキンとかを俺の皿に雑に置く。

「さ、食べなさい。大輝」

と母さん

「はい。いただきます」

とこんな感じに平和な日常を過ごしていた。

陰陽師学校の入学式までは


そしてその入学式の日

俺は凄く緊張していた!

だって!

あの阿倍野波流斗が入学式に来るのだという!!

うわーー超緊張するぅー!!!

すると母さんから言われる。

「まったく落ち着きなさいよ。

大丈夫。阿倍野さんはあなたなんてまだ見てもらえないわよ」

「酷いな!!もしもの時ってのがあるだろ??」

「もしもの時ね」

と母さんはニヤニヤしながら言った。

く、くそぉーー

バカにしやがって!!

すると母さんは俺を見つめる。

「な、なんだよ」と俺

「いやね、成長したんだなーって、たくましくなったなーって思っちゃってね」

「いきなりなに言ってるんだよ!恥ずかしいな!」

「大輝」 

となんか寂しそうに言う母さん。

「なんだよ」

と反抗期入ってる気味の返事をする俺。

「立派な陰陽師になってお父さんとお母さんを守ってね」

そのセリフに俺は驚く

この母さんがこんなこと言うなんて思わなかった。

俺は恥ずかしい気味にこう言う。

「当たり前だろ!

俺は親に恩を返すためこれからがんばる!そして阿倍野波流斗みたいな陰陽師になってみせる!!」

そのセリフを聞いて母さんは喜んだのかニヤニヤしてる。

そしてこう言う。

「頑張って♪期待してるわよ♪♪」

「おう!」

そうこうしているうちに陰陽師学校の入学式を行う建物に着いた。

そして建物内に入る。

そして母さんとは別々になり俺は入学生の座る位置にいく。

すると式が始まる。

〈ただいまより第106回東京都専門陰陽師学校の入学式を行います〉 

いきなりではあるがこの学校は3つの県にある。

まず俺のいる東京、

そして京都、最後に愛媛

この3つにあるんだ。

ちなみに本家は京都だ。

だがこの頃は東京に阿倍野さんはいるみたいだ。

そしてこの陰陽師学校は歴史が長い。

父さんもここの卒業生だ。

阿倍野さんもらしい。

あれこれ式も進んでいき

ついに阿倍野波流斗さんの

挨拶になる!

〈それでは我が陰陽師の頂点、阿倍野波流斗氏の挨拶です。阿倍野さんよろしくお願いします〉

阿倍野波流斗さんが登場する!!

綺麗な黒髪で優しそうな瞳

身長は176㎝くらい!

イケメンだ!

でも年齢は45歳!

45歳には見えない!!

こんな大人になりたい!!

俺は阿倍野さんの横を見る

あ、父さんだ!

護衛かな?

父さんが俺に気づく

父さんはニッコリ笑う。

俺は目で笑う。

そしていつの間にか話が終わっていた!!

すると阿倍野さんが俺達106期の人達の名前を言い舞台に来させ、一人一人握手をしている!!!

そしてついに俺の番だ!!

「茨木大輝君」

と呼ばれた!

「ばぁい!!」

俺は勢いよく返事をして変になってしまった。

会場は笑いの渦。

うぅやっちったー!!

阿倍野さんも笑っている。

俺は舞台に立つ。

そして阿倍野さんの握手してもらう!!

「入学おめでとう」

と言われたー!!

俺は今過呼吸状態だ!

そしてバタン!

倒れてしまった!

すると阿倍野さんが近づいてきて!

「大丈夫かい!?

ほら水だよ」と水をくれる。

「あ、ありがとうございます!!」

俺はその水を飲み舞台から降りる

その時も笑いの渦であった

だがすぐに笑いが悲鳴に変わる。

俺は舞台から降りて自分の席に着いた瞬間

意識が飛んでしまった。

だが心の中の目では見えていた。

俺が倒れた事にみんなが、またかよみたいな顔をしている。

俺は立ち上がる。

そしていきなり奇妙な雄叫びをする!!

《グゥゥゥオオオオ!!》

俺の体から電気がでる!! 

そして理性を失なった。

すると俺は横の人の頭を鷲掴みする!そして!!

俺はそのまま頭をもぎ取った!!!

グシャァー!!

血が飛び散る。

その状況を見ていたみんなは悲鳴を挙げて逃げ出した!!!

だが俺は逃げ出すみんなを追いかけて首をもいだり!

体を引きちぎったりしていた!!!

つまり俺は暴走していたのだ。妖怪の力が、茨木童子の力が暴走していたのだ。

この頃は妖怪の能力とか

茨木童子とか全然知らなかった。

なぜ暴走したのかわからなかった。

「大輝!!」


父さんの声だ。

《グルルル!!》

俺は父さんを威嚇し

手から茨木童子の能力の一つの雷をだした!!

びりびりズドーーーン!!

父さんは避けた!だが避けたその先は逃げているみんなや保護者の方々のほうだった!!

そしてその雷がカーテンに着火した!

そのカーテンは良く燃える素材でできていたのか

辺りには炎が燃え上がった!

「熱い!熱いよぉ!!」

言う悲鳴や無惨な形になっている死体。

今回の入学式はとてつもなくヤバイことになっている。

「大輝!どうしたのだ!

理性を取り戻せ!!」

と父さんは言う!だがそんな言葉など俺には効かなかった!

というか俺は思っている!

この感情人を殺さなきゃ気がすまない!!

《グゥゥゥオオオオ!!!》

俺はついに阿倍野さんほうに!!

「大輝!止まりなさい!」

俺は止まらない。

すると父さんが俺の目前に行くことを邪魔しながらこう言う!

「そこまで理性を失なったか!大輝!!!」

《グルルル!!》 

「じゃあ死ね!」

そう言うと父さんの腰辺りから愛刀が現れる!

「我が愛刀 桜!!

あの化物を斬れぇ!!」

父さんがこちらに踏み込んでくる!

俺は手刀対応する!

ガキィィン!!

普通の人間ならとっくに斬れているが今回は違う!

その手刀は父さんの愛刀を壊し!そのまま父さんの腹に突き刺さった!!

父さんの口から血が!!

すると守られた阿倍野さんがこちらに向かってくる。

暴走している俺は動いていない。

阿倍野さんは父さんに何かを伝えている。

すると父さんは阿倍野さんを睨んでいる!!

よくわからない! 

なにが起きているのか俺にはわからない!!

阿倍野さんは避難していく!

そして俺は暴走が解ける!

「とう..さん?」

「だ、大輝....」

俺は左手の感触がよくわからない状況でいる。

今までの記憶が飛んでいる。

なんだこのグジュグジュしている感覚は!

「ぐは!!」

父さんが血を吐く!

「父さん!!」

なんで血を吐くんだ??

なにが起きているんだ!?

なんで首がもげている死体がある!真っ二つの死体がある?

丸焦げになった死体があるる?

なぜ父さんはここで血を吐いている?

そしてこの左手の感覚は?

「父さん!なにが起きているの?ね!この左手の感触ってなに?なんか生暖かいし、でもどんどん冷たくなっていくんだ。ねぇなんの!」

と父さんの方に

左手を奥に!

「ぐわぁぁぁ!!」

父さんの悲鳴!

てか今悲鳴を上げたとき

左手がギュってなった!

俺は薄々気づいてきた。

この感触の正体を!

まさか!この感触は

父さんの腹の中?

「父さんこの感触ってまさか父さんの腹の中じゃないよね?」

父さんは痛みでなにも言えない!

「本当にこれ!父さんの..」

俺は恐ろしくなって左手を抜こうとする!

その度父さんは悲鳴や血を吐き出す!!

ムニュ

俺は父さんのなにかを掴んで引いてしまった。

ブチン!なにかが千切れる音

父さんは滝のように血を吐く!

そして左手を抜ける!

抜かれた場所からは血が流れ出る!

そして俺は左手を見る!

俺は吐き気がした!

もう頭がどうにかしちゃいそうだ!!

左手に持っていたものは!おそらく父さんの内蔵だ。

恐ろしくなった俺は

それを投げ飛ばす!!

父さんは支えが無くなり倒れ落ちる。

「父さん!!」

「大輝..左手を抜いてくれてありがとう」

「ありがとうって!止血しないと!なにか!  

なにか!!布を!!」

「無駄だ。俺はもう死ぬ

だからこの現状の黒幕をお前に知らせたい...」

「黒幕?現状?なんのことだよ!おい!どういうことだよ!」

パニクる俺。

だが父さんは話を続ける。

「この!黒幕は!!あ..へ..」

父さんは何かを言いかけて

息を引き取った。 

「おい!父さん!!父さん!!!」

返事がない

死んでいるから。

「あぁ....ああああ!!」

俺はこの日大量虐殺をした。

実の父親を殺し。

友達を殺した。 

俺はこの時、化物になった。

半妖になった。

俺は気を失う。

そして大火傷する。

俺は妖怪の能力があるからこんな火傷一瞬で治癒してしまう。

だから二、三日で歩けるようになった。

誰が俺を助けたのかは知らない。

お母さんはどこへいったのかわからない。あそこで焼き殺されたか。自殺したのかわからないが死んだということはわかる。

俺が殺したんだ。それだけは言える。 

東京都専門陰陽師学校はしばらくの間休校となった。

そこに通っていた生徒達はみんな京都に行くことになった。

俺もなぜかそう。

この事件は陰陽師の幹部ないでの秘密になった。

俺の力の封印と共に

俺の力は左手に封印された。

そして今に達する。

その間は今度話そう。

そろそろ俺の本体が起きる時間のようだ。

*****

私、霜月小雪は家について大輝君をお父さんの部屋に連れていき寝かして看病をしていた。

大輝君が気を失ってもう5時間。

そうとう疲れたんだろうな。

私も色々とやられて疲れたけど。

うとうとしていると

大輝君がうぅーと起き出す。

「大輝君!」

「小雪ちゃん」

「大丈夫??痛いところはない?」と心配そうに聞く。

「大丈夫だよ」と笑顔で言ってくる。

うん!やっぱ大輝君は笑顔が一番だ!

「ごめんね。小雪ちゃん

もう一人の俺が失礼な事をしちゃって」

「え!あの時の事知ってるの!?」

嘘!あの甘い声とか

キスとか知ってるの!?

「知ってるよ。

原理はわからないけど心の目で観てたんだ。本当にごめんなさい」

へー心の目か。

そんなことができるなんてイレギュラーな存在ってすごいな。

「大丈夫だよ♪気にしないで♪ いきなりで少しで怖かったけどね」

「迷惑かけて本当にごめんなさい」

と本当に申し訳なさそうに謝ってくる大輝君。

そんな私は大輝君に言ってあげる。

「迷惑をかけていいんだよ

私達は家族みたいなもんなんだし。

気にしてないよ」

それを聞いた大輝君は本当に嬉しそうにこう言った!

「ありがとう!小雪ちゃん!」

うん!やっぱこの時の大輝君が一番だ!

「そうだ!学校の件はどうする?」

「え!でも!迷惑じゃないかな?」

「大丈夫!お母さんも大丈夫だって言ってたよ!」

「え!本当!?」

「うん!」

「それじゃあ!行こうかな!」

「おぉー!!んじゃあ入試のために勉強だね!」

「うん よろしくね♪」

「はーい♪明日からバシバシ行くよ~」


これからとてつもなくうるさい日々が始まるような気がする!

なんか楽しみだ!!


だがこの時は知らなかった。

この二人に危機が来ていることに!



第3章完

皆さんおはこんばんわ!

神暁翼です!

第3章を読んで頂きありがとうございます!

この3章は2章を読まないとよくわからないと思うので第2章も

ついでに第1章も読んでいただけるとうれしいです!

では3章ですがちょっとだけ長く感じると思います。

今回はシリアス回なのでボケ30%となっております。

でもこの3章が鍵の一つなので大切に保管してください!

ではでは第4章の予告を

第4章はボケ回にします!

小雪ちゃん初高校授業や

大輝君の家事など色々とボケを付け加えて行きたいと思います!

第4章もお楽しみに!

第4章はできれば今月中には出したいと思います!

それでは第4章でお会いしましょう!

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