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半妖師〈ハンヨウジ〉  作者: 神暁翼
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私、取りつかれました。

第1章

〈私、取りつかれました〉



春、居心地の良い私の大好きな季節。

でも今は違う。

何かに取りつかれたような。 何かがおかしい。

私、霜月小雪〈しもつきこゆき〉は妖怪に取りつかれた。

体温がドンドン下がっていくのが感じる。

春なのになんでこんなに寒いの?

真冬だよ。こんな寒さ。 

体が、体の中が凍っちゃうくらい寒い。

私、死んじゃうの?と思うくらい寒い。

誰か助けてよ!その願いが叶ったのか

私の目の前にある男の人が現れた。 

見た目は私と同い年くらいで左目を髪の毛で隠していて左手には包帯をしている。

まるで厨二病〈ちゅうにびょう〉だ。

そして、その彼は言う

「君は取りつかれた。この世には決していやしないものに」

そう。取りつかれたの、だから私死んじゃうの?

私は死を恐れいた。だってまだやりたいことあるし

だって今日が高校の入学式なんだよ?

もしここで死んだら悔いが残ってさ、地縛霊になるよ。

私は死にたくない!

まだ!!

そう心で叫びが伝わったのか

彼はこう言う

「死にたくないか?生きたいか?

俺なら君を助けることはできる。

だがそれなりの対価は貰う。それが準備できるか?」 

私は言う!

今の思いを!

この生きたいという思いを!!

「ええ!今生きれるならなんでもする! 例えこの体を捨ててでも!!」

彼は言う

「君の体には興味はない。だが生きれる。対価はー

んーそうだなー1500円でいいや」

安い!

え!安い!!

私の命1500円の価値なの!?

まぁいいわ!お手頃だし

私は、首を縦振る。

私の反応を見て彼は言う

「交渉成立だね。よーし、んじゃ始めるぞ!」

なにをするんだろ?

と思っていると彼は何か言い出した。

「我、陰陽師の者なり。ここにいる妖怪を我はお前の餌にしてやろう!喰らえ!我が刃!!喰刀 柊!〈しょくとう ひいらぎ〉」

言い終わると彼の左手には刀が!

え!何故にそこに、刀が!!

彼は言う

「こいつは俺が作った刀、妖刀っていうか、なんて言うか

とりあえず君に取りついているのは妖怪な訳だ。

それを喰らい自分の力を強化する刀 俺の相棒、柊だ。」

よくわからないけどすごい刀で、自慢ってことはわかる。 

「よし!集中していくぞ!柊!」

そういうと刃を私に向ける!しかも、戦闘体制だし!!

「ちょっ!何を!」と私

彼はなにも言わず向かってきた!!

え!結局死ぬのぉぉ!!!

「いやぁぁぁぁぁ!!」

私は叫ぶ。恐怖の悲鳴を 

あ、私死んだんだ。

と思ったけど体に異常はない。

というかあの寒さが弱まった??

彼は言う

「完全には喰らえなかっただと!? 柊!どういうことだ!」

彼は刀に話しかける!

え!

なにやってるの!この人バカなの??

っと思っていた私だけど次の現象に私は肝を抜かした。

なぜならその刀から話声が聞こえてくるのだ!

〈私だって何がなんだかわからないわよ!

でもこれは言えるわ。その妖怪はかなり手強いわよ〉

え?え?え?なにが起きてるの?

というかこの少年は何なの??

てか!助けてもらったからお礼言わなきゃ!

「あ、あの!助けていただき、ありがとうございました!

あ、えっとぉ~もしよければお名前を教えてください」

彼はニコリと笑いながら名乗る

「俺は、茨木大輝〈いばらぎだいき〉一応陰陽師やってます」

陰陽師なんて本当にあったんだ。

私、マンガやアニメとかだけかと思ってた。

そうしてると彼、いや茨木大輝君は、こう言った。

「あ、まだ君は助かってないよ。だからちと対価を変えるね」

え!まだ私助かってないの??

あ!確かさっき完全には喰えなかったとかなんと言ってた!

なにかを閃いた様子の大輝君

何かな?

あ、対価のことかな

「よーし決めた!

俺、君と同居する!」

「え!!!」

驚く私

そりゃそうだよ!

だって今!

どどど同居って!!!

さすが同居は無理!

これは断る!

「え!さすがに!同居は..」

断ろうとした。でも大輝君はこう言う

「君さっきなんでもするって言ったよね?」

「え!あ!はい!!」

言ってた!私言ってた!!!

あー命が助かるならなんでもするって言ってた!!!

「んじゃあ決まりね!」

ちょ!勝手に決められても!!私どう親とかに言って頼めばいいの???ゆあーもー今日は何て日なのよぉ!!!「...わかりました。すぐ親に言います」

親に電話した。

「あ、もしもしお母さん?」

「はーい!お母さんでぇーす♪」

お母さんの霜月寧々(ねね)です。

とてもハイテンションでやさしいお母さんです。

私はお母さんに今までのでき事を言って同居のことを言った。

「ねーどうしようーお母さん同居なんてダメだよね?」

その報告を聞いたお母さんはハイテンションでこう言った。

「あら?ボーイフレンド!!もうできちゃった?♪♪

いいわよ♪同居を認めます♪」

えええ!!

「いいの?同居だよ!!てかボーイフレンドじゃないわよ!」

「ボーイフレンドじゃないの?まぁいいわ!家に帰ってきなさい♪今晩は赤飯ね♪」

ガチャン

電話を切られてしまった。

様子を見ていた大輝君はちょっとビックリしているようだった。

こんなにあっさり了承されるとは思ってもいなかったのだろう。

とにかくこの事を大輝君に報告しないと

「えっとーOK出ました」

と私

「お、おう」

と大輝君

「それじゃあ家まで案内しますね」

と私

「お願いします..」

と大輝君

もう!なんでこうなるのよーー!!!!



               第一章終


みなさん初めましてこれからこの作品を書かせていただきます

神暁翼〈しんあきよく〉といいます!

初めてなので少しグダグダ感があると思いますがよろしくお願いします。

目線は日常のときはヒロイン目線

戦闘は主人公目線でやっていきます!

さて第一章なのですけどとても中途半端に終わらせました。

まことに申し訳ありません。

とても切りがよろしかったので終わらせました。

なので!第二章はなるべく早めに投稿したいとおもいます!!

第二章はまず大輝の秘密を少し晒します。

そしてバトルシーンをいれていきます!

なるべく熱いバトルにしたいと思います!

最後になりますがこれからよろしくお願いします!

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