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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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第三章 最後の鍵

「単刀直入に言いましょう。」

ガチョウおばさん(マザーグース)は言う。

「あなた方は勝てない。」

「なぜですか!」

フローラは、詰め寄った。

「六紡星を描いてみろ。頂点が六つできあがる。」

「確かに。」

グレイがぽつりという。

「そして、中央にも点ができる。」

「「「「「「!!!」」」」」」

「七人目の勇者だ。」

「それって、叔父様ですか?」

「違う。」

フローラの問いを、あっさりとストリアは切って捨てる。

「ライテスは、確かに天才だ。だが違う。そして、ノワール二世でもない。ふむ。ルミナリアとファルフは、別室を用意してある。そこで休め。」

「「??」」

言われるがまま、二人は場を外す。



「実はな、それはルミナリアは風の勇者ではなく、別の存在だ。」

驚く一行。

「これは、超魔王の陣営にも気付かれてはいない。まさか、「それ」を「株主」に据えているとは思いもせんだろう。「それ」が目覚めたとき、「真の風の勇者」と六勇者を率いる「天空そらの勇者」が覚醒する。よいか。時が来るまで隠し通せ!ライテスやノワール二世なら気付くだろうが、そのことに振られて「やむを得ない場合」にこの二人にだけ話すことを許可する。」

「どうしてもですか?」

エリスが尋ねた。

「どうしてもだ。」

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