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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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第二章 第三話 はんだづけ

ユアンは、配電盤のはんだづけに勤しんでいた。

彼女は、ライテスの部下で工兵隊第一課の隊長で、白銀騎士シルバーナイト待遇である。

「隊長!変形システムの接続終わりました!」

「隊長!艦内重力システムの接続終わりました!」

「隊長!エネルギー伝達システムの接続終わりました!」

ユアン自身も、作業を終了させ、ライテスに報告する。

「はんだづけ作業終了しました。パンダだけに。」

「了解。しかし、ベタだぞこのネタ・・・いくら君が人大熊猫ワーパンダとはいえ・・・」

こういうネタが好きなライテスさえも、ちょっと引き気味である。

「以前、邪馬台国の花見の茶会で、ヒデヨシ将軍の「ゴールドミスリルの茶室」を見たとき、びびっときました。私。」

ライテスは思った。

こいつ・・・趣味悪いと・・・

「構造が秀逸でした。」

そっちね。

「宝飾品とはいえ、あそこまで凝れるとは思いませんでした。」

「キティルハルムではウケんぞ。」

「ジャンルが違います。」

はっきりきっぱり言うユアン。

「我が部下ながら変な奴だ。」

「今に始まったことではありません。」

「娘にも、私自身言った言葉だと思うが気のせいか?」

「気のせいでしょう。」

こいつ・・・気付いていやがる・・・

笹をかじるユアン。

「どこの世界も、技師というのはこんな奴ばっかりか・・・」

ライテスは、肩を落とした。

自分も、人の事は言えないが。

ノクターンの「邪馬台国建国期」参照です。

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