表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第三部 手掛かり
69/157

第七章 覚醒

風竜鳥咆哮シルフィードキャノン!」

その神波動オーラの嵐を止めた者がいた。

「やっぱりでてきたわね・・・光の大魔王ファレン・ファルスレート!」

ルミナリアは、妨害者を睨みつけた。

「父上にも言ったけどね・・・」

「「貴重な戦力を失うわけにいかない。」でしょ?親子二代でやるのもバカらしいわ。」

「そうだね。退くよ。ウォルスト。ミュウ博士やファルス博士とその助手たちも回収しなきゃ。」

それを見て、ファルフは剣を抜く。

「逃げるか?」

「そうとってもらって構わない。もともとはミュウ博士の偏見と嫉妬から始まったことだからね。僕は「株主様」からみんなを「連れ戻して」くるように言われただけさ。しかし、僕らの陣営でも一番大きな「失点」は、ルミナリア君と妹のユイ君を覚醒させ、おまけとしてルミナリア君に結果として「彼氏」をあてがっちゃたウォルストかもね。」

「まさか、ここまで派手な覚醒をするなどとは!」

「わからないのが「人間」だよ。それにしてもおもしろいね。君の父上は。」

「・・・・・・」

「あんなこと、普通は思いつかない。いや・・・思いついてもやらない。」

「やるのが、父上よ。」

「いやあ・・・あれだけ自分勝手しながら、自国だけでなく世界に貢献している奴は他にはいない。」

「だから嫌なのよ・・・アホ親父のくせして人様の役に立っているのが!」

ルミナリアは、ムキになった。

「「音楽操縦型巨大ゴーレム」あずさ二号か。ぷくく・・・ホントの傑作だ。」

言うと、ファレンとウォルストは姿を消した。



「今度は何作った!あんのクソ親父ぃッ!」

ルミナリアの絶叫が、夜闇に響いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ