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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第三部 手掛かり
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第六章 第二話 自らの意思

ズバッ!

夜景斬刀ルミナリアソードが、ウォルストの左腕を切り裂いた。

「確かに、父上はアホ総合導師よ。けど、多くの貧しい人を救ってる。労働現場の改善をしている・・・それさえも、「偽善」と言ってもいいけど・・・「悪」とは言わせない!」

「所詮、蛙の子は蛙か!?」

「そうね・・・陛下は、自分と女王陛下とのご結婚で、多くの民を救った!これのどこが「悪」だ!」

表情は、見せないが、ルミナリアの瞳には世を救おうと尽力している人々を、けなす者への静かな怒りが渦巻いていた。

「私は「風」・・・「風の勇者」ルミナリア・ライテス!自らの幸福を示すことで、国民に幸せになってもらいたいという盟友・ヤマトタケル東宮殿下と、オトタチバナ妃殿下の祝福を闇で汚すことを許さない!」

風は、そよ風として人を和ませる時もあれば・・・

嵐となって、全てを吹き飛ばすこともある。

「ライテスめ・・・娘をここまで鍛えたか!」

静かな、冷たい怒り・・・

これが、ルミナリア・ライテスの真の姿・・・

「かつての古代文明の技術と歴史を今に伝え、過ちを繰り返すまいとする「キティルハルムの民」のどこが「悪」だ!」

ルミナリアは、天空に舞い上がり、夜景斬刀ルミナリアソードを解除する。

そのまま、重力加速度と風の魔法力とで、斬りかかる!

「覇王天空剣!」

「くおッ!」

ウォルストは、剣で受け止めた。

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