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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第三部 手掛かり
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第六章 ルミナリア爆走!

「光の中で~見えないものが~闇の中で浮かんで見える~」

ルミナリアは、歌っていた。

父の好きな歌だ。

なぜか心が、癒される。

私は、どこか壊れているのか・・・

「ほほう・・・どこぞの姫かと思えば、ライテスの娘か。」

「物好きね・・・「父親」に勝てなかったから、「娘」に意趣返し?」

声をかけてきたのは、ウォルストだった。

「父上が、言ってたわ。「この世界は、「地球」に比べて何でもできるのに、無駄にする奴が多い」って。」

ルミナリアは、剣を抜いた。

「私は、父上のように甘くはないし、母上のように無鉄砲でもない。」

「どう甘くないのだ?」

ルミナリアは、左手から光弾を放った。

「うぐッ!」

ウォルストのマントが消滅する。

「まだ、覚醒に至ってないからこの程度よ。」

「ま・・・まさか・・・」

神波動オーラ・・・興味があったから、父上に教えてもらって修行してみた。手ごたえはあった。「悟る」のは、まだだけど。」

「こ・・・この娘は・・・」

ウォルストは、はっきりと判った。

かつて、自分と戦ったころのライテス以上だと。

「あなたたちの言うとおり、この世界はくだらないものが多すぎる。けど、父上や陛下・・・ノワール二世陛下のように直そうとしている人もいっぱいいる。」

ルミナリアの目が鋭くなる。

「無にする訳にはいかない!」

剣を構え、呪文を唱える。

夜景斬刀ルミナリアソード!」

「な・・・なにッ!神魔斬刀レイストブレードの模倣だと!?」

長さ八メートル、幅三メートルの光の刃が剣を覆っている。

「覚悟しなさい!「勇者の一族」に産まれながら、「人をやめたもの」よ!」


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