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第五章 第四話 爆裂!三銃士!
ズズン!
ものすごい音がひびく。
「うわッ!なんだ!?あのゴーレム!」
キティルハルム銃士隊長ダルタニアン・アルムは、仰天する。
「まさか、ファルス博士のゴーレムを圧倒するとは・・・」
「やりますね・・・神聖騎士ライテス。」
銃士隊は、四人の魔王と対峙していた。
「いくぞ!」
「「「おう!!」」」
「一人は、みんなのために!」
「「「一人は、みんなのために!」」」
「みんなは、一人のために!」
「「「みんなは、一人のために!」」」
「「「「キティルハルム銃士隊参上!」」」
国元では、「暑苦しい」と評判の四人である。
「この美少女騎士アラミス・エラルが、東宮妃を害するなんて許さないわ!」
「この歳で結婚して、もう子供を四人も産んでるからな。」
ポトスが、ぽつりと言った。
「これで、「合法ロリ」でないのはすごい。」
「うるさいッ!そこ!」
続くアトスに突っ込むアラミス。
「「「「・・・・・・」」」」
「とにかく!義によって、防衛任務にあたる!」
「「「了解!!」」」
四人は、剣を構えた。