表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第三部 手掛かり
55/157

第四章 第一話 天使!?

「・・・ふしだらな!」

そのエルフ女性は、一面記事の「邪馬台国東宮!出既婚!」と書かれた新聞を破り捨てた。

「落ち着かんかミュウ。」

「だってねぇ・・・あんな清楚で真面目なお姫様がよ!」

「嫉妬か?」

ウォルストが尋ねると、ミュウは、その覇気で否定する。

「この「醜悪の大魔王ミュウ・アストレート」、「負」の「真面目絶食野郎『女性含む』」の神!聖職者気質の労働者の味方。愛こそ発展を妨げる悪!」

「言っておくが、ライテス一家は味方にできんぞ。ネズミのスカウトを突っぱねたらしい。」

「そうよ・・・アタシは顔こそ美しいけど、心は醜悪よ!」


そのようすを、翼が生えた女性が見ていた。

「邪馬台国が危ないか・・・」

気配を消し、隠蔽の術で潜り込んだ彼女は、そこから転移した。


「ん?」

ミュウは、魔法力の揺らぎを感じた。

「気のせいか・・・」


邪馬台国帝都・江戸の出雲ホテル。

その一室で、ルミナリアは星空を見ていた。

「初めまして。「風の勇者」ルミナリア・ライテス。」

「あなたは?」

「私は、魔女エレノラの使い魔ガチョウおばさん(マザーグース)。キティルハルム初代女王ノワールの同僚みたいなものよ。」

ルミナリアは、その天使然とした姿を見た。

「あなたが、竜神ストリアの言った「鳥の魔女」・・・」

「積もる話は後!大魔王の一人が、この国・・・っていうか、オト妃殿下を狙ってる!」

「なんですって!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ