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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第三部 手掛かり
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第四章 鳥の魔女の伝承

特別に開放された、出雲殿。

ここで、厳かな儀式を行い、婚礼は終了となった。

元来は、「子作りの儀」を行い、来賓や参列者で披露宴となるのだが、今回は事情が異なる。

「そなたが、ルミナリア・ライテス卿か。オダ・ノブナガと申す。」

ノブナガは、オリハルコンのような鎧をまとっている。

「海軍将軍の・・・?」

「うむ。」

「その鎧は・・・?」

「トラルティール製のゴールドミスリルの鎧をメッキしたものだ。」

「し・・・渋い!うちの父なら、食いつきますよコレ。」

「で、あろう。だが、部下の中には、この良さをわからんものもおる。」

ルミナリアは、貴人としてのノブナガに好感を抱いた。

「しかし、父上ともお話をさせていただいたが、なかなかのお方よ!特にその発想力はすばらしい。「地球」では、「兵器」としてしか使用されなかった「戦車」を「洗車」としてしまうとは!」

「ダジャレですけど。」

「東宮も言っておられた!銀魚ぎんぎょは笑ったな!無駄の極致だが、面白い!」

「は・・・はあ・・・」

「さて・・・超魔王のことだが・・・」

「ええ。」

「『人間」や生物の身体の『記録』を奪い、『土』に変えるとは真か?」

「はい。そう聞いています。」

ルミナリアは、ノブナガに尋ねる。

「「鳥の魔女」とは、ご存知ですか?」

「うーむ・・・邪神・・・超魔王と戦った六人の神・・・「六勇者」と、輝きの戦神、陰りの戦神、賢神とそれに仕える猫の魔女と鳥の魔女がいたと伝えられるな。賢神とは、魔女エレノラのことで、猫の魔女とは・・・」

「キティルハルム初代女王ノワール!」

「そう聞いた。」

「では、鳥の魔女とは・・・」

がちょうおばさん(マザーグース)のことであろう。焦るな。せっかくお主は祝いにこられたのだ。ゆっくりとしていけ。なに!今日は、各国の来賓も来ておられる。キティルハルムの王族のおられよう。」




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