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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第三部 手掛かり
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第二章 第四話 ティアムルの剣

その日、騎士団長レイスト・ライザ・ティアムルは、休日だったこともあり、自宅の宝物庫の掃除をすることにした。

先祖代々、役に立ったものがあると伝えられているが、訳のわからない物も多い。

「ん?」

何か、床板が薄い場所を発見した。

「何かしら・・・」

ずぼッ!

「あ・・・あれ・・・?」

どんがらがっしゃーん!

床が突然崩れて、崩落してしまった。

「あたたたた・・・何よコレ・・・」

ライザは、床下に転落してしまった。

「こ・・・これって・・・」

そこには、立派な地下室があり、奥には台座に刺さったものものしい剣があった。

「まさか・・・伝説に伝わる、「ティアムルの剣」?」

ライザは、剣に手をかけた。

「でえええええい!」

剣は、こともなげに抜ける。

「・・・こんな剣のことは、それこそライテスにでも聞かんとわからないだろうな・・・」

ライザは、一人つぶやいた。

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