表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第三部 手掛かり
46/157

第二章 第二話 猿人システム

「ウキキキキ・・・」

バッグスは、目を剥いた。

そこにいたのは、「猿たち」だった。

「さ・・・猿・・・」

「ウッキー!」

猿たちは、「工兵隊」の軍服を着ている。

リーダーらしき「猿」が怒鳴った。

「ア・・・あ~・・・」

なにやら、首に首輪らしき機械をつけていて、それを調整しているようだ。

「・・・ふむ・・・調子いいな。ライテス卿にいただいた「獣語翻訳機」は。」

「しゃ・・・喋った!」

「無礼者!私は、「ホモ・エレクトス」!貴様らの称する「猿人」という生物である!「準人間」というやつだな。このたび、「宇宙戦艦」の機関整備を担当させていただくこととなった。」

「確か・・・あの船の動力炉は、「神波動動力オーラドライヴエンジン《・・・・》」・・・」

言いかけて、バスターははっとなる。

「話を聞いたとき、私自身笑った。「猿人エンジン」とは、さすがに話のわかるお方よ。申し遅れた。名は、エテ・モンクスという。階級は白銀騎士シルバーナイトに相当する。所属は工兵隊第二課だ。」

「みんな!敬礼!」

エテの副官らしき女性(?)が、部下たちに促す。

「「国王陛下とライテス卿に忠誠を!」」

びしっと、敬礼をする。

「な。おもしろいだろ。」

ユーフェルが、バッグスに言った。

「・・・・・・」

バッグスは、コメントできなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ