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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第三部 手掛かり
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第一章 朝

『おはようございます。滝川クリスタルです。』

受像機では、ニュース番組が放送されている。

居間では、ライテスとエリー。そしてユイが朝食を採っていた。

「変な夢みた・・・ここしばらくよ・・・」

『先日発見された遺体は、過呼吸によるものと断定。三流お笑い芸人のディスクが多数発見されたことから、『笑い殺された』ものと断定されました。』

「くだらない事件だな。」

ライテスは、夕飯の余りものの豚カツを口にほおばる。

『なお、被害者はモグロ氏と判明した模様です。』

「ほほお・・・『笑う詐欺師』として有名な・・・恨みを買っているものとみた。」

「地球にもそういうアニメあったよね。」

と、エリー。

「笑いながら、夜闇に消えるという・・・」

『火災現場で、開発中の『新兵器』・・・『洗浄車両』が実用化されました。この『洗車』は、大規模火災だけでなく、テロや暴徒の鎮圧にも一定の成果をあげており、科学導師のライテス卿に『非殺一撃兵器』として絶賛の声があがっております。』

「冗談で設計案を出したのだがな・・・」

コーヒーをズズットあおるライテス。

「元ネタは、『戦車』よね。」

「そう。アレの主砲を、ホースにできないものかと、地球でも考えていたものだ。」

やっぱり、『こっち側』の発想だったか。

ルミナリアは、ロールパンをかじる。

「父上・・・ここのところ、変な夢をみるんだけど・・・」

「どんな夢だ?」

ライテスの表情が、いつもの『親父ギャグ親父』から、『騎士』の表情に変わっていた。

「笑ウせえるすまん」と「戦車」が、元ネタです。

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