表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
154/157

エピローグ 第一話 相応しきなれど

「お・・・お断りする!」

ライテスは、全身全霊で拒否していた。

「もうこれ以上、栄誉はいらん!私は、富も名誉もいらん!私をストレスで殺す気か!?」

「しかし・・・」

「しかしも案山子もない!なぜ、私が「世界王」になぞならねばならん!」

王たちは、詰め寄る。

「だが、あなたの手腕は、騎士にしておくのは惜しい。」

「ええ。」

だが、ルミナリアとエリーが遮った。

「ならば、「国際連合・理事総長」でどうでしょう?」

エリーが、説明する。

「元々は、地球で、戦争をおこさぬため・・・あるいはおきても早期に解決するため「国」が集まって設立された組織ですわ。国家間の不平等・教育・科学技術・・・多岐に及び、あらゆる問題を取り扱って、長期にわたり、「調停」の組織として君臨しました。」

王たちは、しぶしぶ納得する。

「世界王」に相応しい人間が、その座から降りてしまったのだから・・・

さらに、ライテスの次の台詞は、語り草になった。

「私は、評価されたくてやったのではない!世界のため・・・人々のためやっただけだ!」

後、実力と実績があるのに、相応しい地位にあるのに、その座に就きたがらない者を「ライテス」のようだという形容詞が生まれたのだという。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ