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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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終章 第五話 人々の目覚め

『私は、滝川クリスタル。古代からきた報道官です。かつて、ハルカ博士は、自分の得られるもの全てを投げ出し、医療に打ち込んだ科学導師でした。それに対し、恋心を持った助手に研究をだめにされて、結果世界を憎みました。その怒りの結果が、文明の破壊でした。止めようとしてかなわなかった魔女エレノラは、キティルハルム初代女王ノワールに全てを託しました。そして、エレノラ自身は・・・天空そらの勇者ルミナリアとなり、孤独に戦い・・・再びここにきました!自分の「愛する心」を封じてまで!「皆の笑顔を守るため」に!『世界を守るために』というお題目は言いません!彼女に力を!』


「やはり、滝川クリスタルは消しておくべきだったか・・・」

ハルカ博士は呟く。

「あなたは・・・この世界の癌細胞となってしまった・・・!『除去』するしかない・・・!」

怒りと哀しみの入り混じった表情で、ルミナリアは叫んだ。

「私の身体を皆のために貸すわ!」

ルミナリアの神波動オーラとハルカ博士の神波動オーラが、ぶつかりあって干渉している。

「きっと・・・いつかは・・・「間違ったことをせず」愛を享受できる日が来る!私はそう感じる!そう信じることはしない!言った私に「裏切られるから」!」

「「蛙の子は蛙」か。どうでもいいことばかり似てきたな。「バカ娘」は。」

微笑むと、ライテスは神波動オーラをルミナリアに送った。

「ライテス卿!今日は力の使いすぎでは!?」

ダルタニアンが言った。

「これがある。」

そういって取り出したのは、「キングコブラ36時間ヤれるぜ」の瓶。

「すごいことになりそうだがな。」



そのころ、キング・ライルの艦橋では・・・

「あーッ!?私の精力剤・・・一本ない!ライテス卿が持っているってことは、母上かあッ!」

キティ二世が、叫んでいた。

見ると、ダンボール箱の中の瓶が、一本ないのだ。

出撃前には確認したのに・・・

「世界の役に立つのです・・・諦めましょう・・・」

レナスが言った。

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