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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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第八章 騎士団長

「よう・・・まさか、お前さんがオレの相手だとはな・・・」

ファルスは、ライザを見た。

義弟ライテスと比べれば、私など見劣りするでしょう。」

「いや・・・そうでもねえぜ。アンタ・・・「レイスト」と名乗っちゃいるが・・・実は「ティアムル」の転生者だろ?」

「そうみたいです。この剣・・・「ティアムルの剣」は呪われた魔剣・・・呪いをねじ伏せ、「力」として思うままに行使できるのは、「ティアムル」の転生者のみ・・・」

ガルスとグラシスが、剣を構える。

「ま・・・奴が生まれた頃は、手のかからない奴だと思ったが・・・」

「まさか、前世の記憶をまるまる持っていたとはね・・・せいぜい学ばせてもらったよ。」

「ははは・・・まるで、オレ様のことをわかっちゃいねえ!オレがただの「大魔王」だと思ってんのか!?」

ファルスは、白衣を脱ぎ捨てた。

そこには、機械の身体があらわになっていた。

「奴なら、こう言うだろうな・・・機械人間サイボーグと!」

「まさか・・・「人間」の身体を憎み・・・すべてを「機械」にしたのですか!」

「そうよ!ハルカ博士が、自らの「子宮」を「ゴミ」と断じて「超魔王」の材料として「廃物利用」したようになァ!厳密に言うと、「脳」も「魔法力演算機頭脳コンピュータ・ブレイン」よ!「ネズミ」の奴も、自分の「不死の法」を提供してくれたんでな・・・応用としてこんなことができた。」

「あ・・・人造人間アンドロイド・・・地球でも、あと数百年かかるという・・・」

しかし・・・

「自分の「脳」はどうしましたか!」

「あん?原本記憶情報オリジナルメモリデータを取った後に、焼いちまったよ。ま、この身体で、「人間」の時にできたことは全部できる。できねえのは、「ナニ」だけだが、それが嫌でこの身体になったんだ。オレ様もミュウを笑えねえってこった。」

「狂ってます!」

「おうよ!」

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