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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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第七章 第十五話 レイストの斬馬刀

「本来、神魔斬刀レイストブレードってのは、ある武器を「統合」して使用するための「練習」なのよ。」

フローラが、剣を投げ上げる。

「ま・・・しょうがないね。いざとなれば「素手」でも戦える。」

「「「お姉さまのために!」」」

四人が、それぞれ「武器」を投げ上げる。

「五つの「光」よ!一つの「剣」となりて、我の手に!「レイストの斬馬刀ザンバスター」!」

剣の刀身が割れ、槍にまとわりつく。

斧の柄が、展開し、槍の穂に固定される。

弓が二つに割れ、刃となり、斧の反対側に固定される。

メイスが、槍の先端に固定され、展開し、刃を出す。

そして、ゆっくりとフローラのもとに降りてくる。

「汝、レイストの斬馬刀ザンバスター。我、レイスト・フローラ・ティアムル・・・「神々」が「禁」を破りし時、人が「神」を「罰する」者・・・!」



深遠の図書館(アカシック・レコード)・・・

そこで、紅茶を堪能していたカイロスだが、奇妙な神波動オーラを感じた。

聖鳳凰フェニックスのルカ君か。」

「あいかわらず、隙がないね・・・カイロス。」

「これでも、「全ての神々の王の弟」だよ僕は。」

「フローラが、「レイストの武器」を解禁した。」

「だからなに?」

ルカは、その反応に驚く。

「彼女は「何も」しないよ。「超魔王」以外には。でも、君らが「敵」にまわれば、容赦はしない。「ファルスト一族」同様にね。驕ってはならない。忘れた訳ではなかろう?キティルハルムの初代王太子の婚礼で、初代商工ギルドマスター・ミケランジェロに追い出された日の事を・・・」


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