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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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第七章 第十一話 歴史の黒幕の最期

「君らは、なんなんだ!」

「何って・・・」

「「猫」ですがなにか。」

キレるカピバラに、そう返答するしかないノワール二世とミスティ。

「そうそう・・・ライテス卿が話されていた「地球」の「日本」で「飼い主」の仇を討つために人猫ワーキャットになって復讐をした猫の伝説を思い出しました。魔法と妖術で、仇の家中の者たちを皆殺しにしていくんです・・・もちろんフィクションですが。」

「妙にリアリティあるね・・・その話・・・特に「猫の女王」である君が言うと・・・」

「ありがとうございます。」

ノワール二世の神波動オーラが、どす黒く変っていく。

「なんだコレ!」

「やると、破壊衝動がすごくなるんですよ・・・でもね・・・」

ある一点で、神波動オーラは、清浄なものに替わる。

「無理矢理押さえつけると、妙に楽になります。あえて言うなら・・・「混沌カオスの悟り」といったところですか。」

「なんなんだ君は!」

「「猫」です。」

ノワール二世は、呪文を唱える。

「な・・・これは・・・「炎」「闇炎」「闇」・・・」

悠久の図書館(エターナルライブラリ)を振り下ろす。

爆炎大燃焼バーニング・エクスプロード!」

「ぎゃあああああああああああああああああああああああッ!」

絶叫と共に、カピバラは燃えていく・・・

「猫はね・・・」

ノワール二世は、それを見つめる。

猫さながらに目を細めて・・・

「執念深いんですよ・・・」

その声は、ミスティさえも底冷えするほど冷たかった。

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