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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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第七章 第三話 泥棒猫!?

「その風呂敷はなんですか?」

風呂敷を背負うノワール二世に、ライテスは尋ねた。

「旧エレノラ邸の調査を・・・」

「娘から、ノワール女王の使い魔時代の趣味は、報告を受けています。」

くるりときびすを返し、艦内に戻ろうとする二人・・・

ぎゅむっ・・・

ライテスが、二人の尻尾を掴んだ。

「これを「泥棒猫」といいます。」

「「!!!」」

だって、風呂敷の中身はノワール女王の秘蔵のディスク・・・

「いやですよ・・・これ、第一級の「資料」ですから・・・」

笑って誤魔化す。

「しょうがない・・・ただし!」

「「!!!」」

「王立図書館の資料室展示をお願いします!」

びっくぅ!



とぼとぼと歩く二人・・・

「そういえば、あの人・・・人狼ワーウルフの血をひいていました・・・」

「ニウ二世も、人狼ワーウルフの王妃にしかられたことがあると聞きます・・・」


キティルハルム戦記参照。

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