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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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第七章 突撃

神波動閃熱砲オーラ・エクストラキャノン発射!」

ホープメイカーの二本の砲塔から、二条の光がほとばしった。

見事に外郭装甲を打ち抜く。

「右舷タラップに神波動結界オーラバリアを集中!」

ちょうど、右腕に神波動オーラが集中していくように見える。

「最大戦速!」


「巨人」の姿となったホープメイカーは、レーザー砲と機銃を乱発して突入していく。


「「戦略オペレーションホープメイカーブロウ!」」


「何ッ!」

それは、ハルカ博士をもってしても、驚愕の攻撃だった。

「わあああああッ!あのアホ総合導師・・・なんてことをするんだッ!」

多少のことでは動じない、実験用マウス一号さえも動転した。



ズガガガ・・・ン・・・



ホープメイカーは、「右腕」をめり込ませた状態で止まる。

「ハッチオープン!出撃!ファルスト一族!」

「「「「なぬ!?」」」

勇者たちは、絶句した。

「よりによって、「ファルスト一族」!?」

レイスト一族の三宗家・・・

その一派であるのが、ティアムル家である。

かつて、ティアムルの末裔たちが反乱をおこした。

かの魔王ヴェイストを父とし、かつて勇者エミアに投降したファルストを母とする一族である。

その技術力はキティルハルムの錬金術師に匹敵し、

その魔法力は一騎で数百人の魔導師に匹敵し、

その頭脳と発想力はライテスに匹敵するとされる、恐怖の「絶対正義一族」なのだ。

ゆえ、レイスト一族は自分から彼らに支援を要請したりすることは、あまりない。



「いくぞ!「我らの父・ウォルスト」を討ち、平和を!絶対正義の名の下に!」

「「「「絶対正義の名の下に!!!」」」」

彼らは、迎撃に向かってくる部隊を重火器や魔法で「殲滅」していく。



「う・・・うーん・・・火の中に核弾頭をぶっこむみたいだなァ・・・」

ルミナリアが呟く。

「いやだ・・・あんなのと、一緒にされたくない・・・」

フローラは、顔を蒼くしている。



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