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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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第六章 第七話 航空戦略

「艦首・神波動閃熱砲オーラエクストラ・キャノン悠久の図書館エターナル・ライブラリ発射!」

「艦首・神波動閃熱砲オーラエクストラ・キャノンアメノイガヅチ発射!」

二隻の強烈な閃光が、超魔王陣営の航空部隊を蹴散らす。


「やるね・・・まさか、前文明を上回るとは。」

実験用マウス一号は、素直に感心した。

「でも・・・物量に耐えられるかな?」


「帝!敵航空戦力が!」

「う・・・ううむ・・・全主砲・カグヅチ、撃て!」


「王太子殿下!」

「主砲で対応!ルーンマシンガン機銃で応戦!」


そして・・・

あわや防衛線が、突破されようという時・・・

天空から無数の神波動オーラの槍が、敵航空部隊を殲滅していく。


「誰だよ!邪魔するのは!」

実験用マウス一号は、激高する。


「あ・・・あれは・・・「天使」!?」

天頂のモニターを見て、ユーフェルが驚愕の声をあげた。

しかし、よく見ると・・・


「天空都市エルハンドラの鳥人族・天騎隊・・・義によって「連合軍」を支援します!」

そこにいたのは、十枚の翼のガチョウおばさん(マザーグース)であった。


「まさか、進化形態が「天使」という種族がいるとはな・・・しかもありゃ「天使の王(メタトロン)」じゃないか・・・!」

ライテスは、オタク少年のような表情でうなった。


「鳥人族だけではない!」

人と竜の中間の形態の竜神たちがいた。

率いているのは光竜ストリア。

さらに、ドラゴンシティの竜形態の五竜王と、竜族までも加わっていた。


「わが声を聞く全ての者に継ぐ!我らの敵はただひとつ!超魔王を倒し今度こそ正しい正義のもとに、平和を取り戻すのだ!」

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