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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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第六章 第六話 変形

『艦内重力システム良好!』

「突撃準備に備える!強行型へ変形!」

「「「「「変形!!?」」」」

勇者たちは驚いた。

「この艦は、格闘が可能なのだ。」

ホープメイカーは、艦首を直上に上げていき、両舷にあった甲板を左右に展開してゆく。

後部スラスターが下へ折れ曲がり、これも左右に分かれ、見た目脚部のように見える。

『強行型への移行、完了!』

「よし!艦首砲・神波動閃熱砲オーラエクストラ・キャノン発射準備!」

「敵航空部隊多数!エネルギーチャージまで間に合いません!」

「くッ・・・溜めに時間がかかるのが難点か・・・」

ライテスが、歯軋りする。

「どういうこと?父上。」

ルミナリアが尋ねる。

「戦略上、あの隔壁を破らねばならん。」

モニターに、パスキールパレスの城壁が映し出される。

「しかし、分析の結果、隔壁はハニカム状で、更に神波動結界オーラバリアが展開されている。ゆえに、こちらはそれを上回る攻撃でぶち抜かねばならない。が、敵はそんなことはお見通しのようだ。」

「そうです。空の魔物や、攻撃兵器を投入してきているです。」

オトが、冷静な表情で分析している。

「って・・・妃殿下!何をそんな冷静に・・・」

フローラが怒鳴る。

「大丈夫です。想定済みです。なぜ「あの議場」でライテス卿が、秘匿兵器であるはずの「アメノウキフネ」と「キング・ライル」の情報を開示したと思うですか?」

「ま・・・まさか・・・」

「そうさ。「味方」の後方支援は基本だろ?」

タケルが言った。

「そろそろあの子も、来る頃ですね。禁欲でおかしくなっていなければいいけど。」

ノワール二世も言う。

「自分の娘を色魔みたいに・・・」

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