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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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第六章 第三話 女王の裁決・子孫によって果たされた宿願

「旧王家当主レミナリア・ウズドガルド。以下の罪状に、相違ありませんね?」

「はい。女王ミリエール陛下。」

「では、あなたの課せられる懲役は、「勇者と共に、超魔王を倒すこと」です。」

「えっ!?」

レミナリアは、仰天した。

「いいのよそれで。」

ルミナリアが、手を差し伸べた。

「トラルティア王の「最後の娘」たる、「ルミナリア・トラルティア」が問います。「兄の問いかけに応えていただけますか?」」

レミナリアが、手を握る。

そうしなければならないと思ったから。

「ウズドガルド王の「最後の娘」たる、「レミナリア・ウズドガルド」が応えます。「弟として応えます。許しを請いたいと・・・そして・・・共に戦いたいと!」」

その時、ルミナリアとレミナリアの身体に、何かが宿った感触があった。

「よくぞノワール女王の導きによって降臨された!「トラルティアの血をひく天空そらの勇者」と「ウズドガルドの血をひく風の勇者」よ!」

ライテスが、二人に平伏する。

「かつての初代トラルティール王による封印は、「術者の血が分かれ、再び一つになるとき、超魔王を倒す。」というもの・・・言い換えれば、「封解けるとき、二人が勇者を率い、超魔王を倒す。」ということだったのだ!」

「ち・・・父上・・・?」

ライテスは、顔をあげて微笑む。

「今だ、「父」と呼んでくれるか?」

「はい・・・」

「ならば・・・父として・・・上官としてルミナリア・ライテス(・・・・)に命ずる!他の勇者と共に・・・今度こそ超魔王を・・・狂った「正義」を振りかざす古代の亡霊を倒せ!」

「はい!」

ノクターンの「キティルハルム建国期」「キティルハルム戦記」参照です。やらなくてもよかったのですが、「決着」をつけなけらばと思いましたので。

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