表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
108/157

第五章 第十話 聖魔剣士と従者

「しかし、このワシと戦おうと言うのが、おぬしらとはな。」

教皇エクシィル・・・

大魔皇エクシィルというべきか。

「あなたは、かつてアトランティアの皇帝が亡くなってから、その跡を継いだと聞く。恥ずかしくないのか?他人の国に侵攻したあげく、大魔王に成り下がって。」

エリスが、ヴェイストの剣を構えた。

「しかし・・・誰かに似ておるな・・・ま・・・まさか・・・「陰りのヴェイ」!」

「ようやく気付いたか。歴代のヴェイストは、「ヴェイ」の転生体。」

「がううう・・・神に仕える身ながらの自分勝手・・・許せません!」

エクシィルは、呪文を唱え、術を放つ。

火炎十字フレアクロス!」

しかし、ヤンの術に止められていた。

暗黒障壁ダークウォール。重力で攻撃の速度をゼロにする術です。」

「な・・・」

「世界から隔絶されていたので、わからないでしょうけど、「人間」みんななかよくしてます!「エルフ」だけが、偉いわけじゃないんです!」

「そう。我々は、示さなければならない。全てを捨て、一つを手に入れることの愚かさを・・・」

「全てを捨てず、一つを手に入れる幸せを!」

次の瞬間、エリスの姿は、黒い竜鳥ドラゴバードに、ヤンの姿は翼を持つ姿に変わっていた。

「「暗黒竜鳥ダークドラゴバード」・・・!「魔神犬オルトロス」!」

ヤンは、印を結ぶ。

「ノワール女王が言った言葉を今僕が言います!「背教者はあなたです!」」

そのまま、術を放つ。

暗黒雷撃ダークプラズマ!」

それを、エリスが剣で受ける。

「魔王破邪斬!」

エクシィルの身体は、斬られると同時に霧散した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ