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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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第五章 第八話 混沌の大魔王

「ちょっと!なんであんたがここにいるのよ!母上が倒したんじゃないの!?」

フローラは、混沌の大魔王カオティカ・アスアレートを睨みつけた。

「基本さ。なぜ、君のご先祖様に倒されたはずの、「ウォルスト」が生きているんだい?」

「そうか・・・」

ウォルストが生きている理由は、聞いている。

「「超魔王が生きている限り死なない」って言ってたわね・・・」

混沌の属性・・・

実を言うと、「人間族」は、厳密に言うと、「混沌の属性」なのだという。

「くくく・・・「勇者」・・・特に、君のような者は、私は苦手であろう。」

「でもね・・・私・・・ルミィの「覚醒」を見てるのよね。」

フローラは、剣を構えると、気合を入れる。

「うおうらァッ!」

「な・・・なにッ!」

フローラは、神波動オーラの発現方法をおぼろげながら理解していた。

「まだまだァッ!」

その姿は、黄金の竜鳥ドラゴバードに・・・

「おおッ!黄金の竜鳥(ゴールディア)ッ!」

「ぬふふ・・・これだったら使えるわよ~・・・」

剣を構える。

「トラルティール騎士団流究極奥義・・・言ってみれば、騎士団の師範代なのよねウチの家系。」

騎士団流・・・別名をティアムル流・・・

「いわば、この私がまったく使えないなんて変じゃない?」

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