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ハイブリッド・ブレイバーズ  作者: SHIN
第四部 ハイブリッド・ブレイバーズ
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第五章 第七話 ジャーナリストVS虚無の大魔王

「私とて、ライテス卿に手ほどきを受けています。」

クリスタルは、目を閉じ、かっと見開く。

全身から神波動オーラが、噴出する。

「これなるは、神波動剣オーラブレード。ライテス卿が発明した新兵器。」

独特の構えを取って、エレシアに向き直る。

「行きますよ!」

「・・・・・・」

エレシアは、無言で炎を連発する。

「はっ!」

クリスタルは、剣で打ち払う。

「感情が、感じられない・・・」

ドウッ!

クリスタルは、神波動オーラ弾を連発する。

エレシアは、結界を張って防ぐ。

「なぜ、こんなことに・・・」

クリスタルは、昔を思い出していた。

一緒に、観光スポットを取材したこともあった。

「そうか・・・」

何かが、わかった気がする。

しかし、それが何かわからない。

クリスタルの背から、翼が生える・・・

「もしかして・・・ライテス卿の言っていた『神狼』フェンリル?」

クリスタルは、エレシアをどう救えばわかったような気がした。

「安らかに眠ってください・・・」

床を蹴り、翼を広げる。

神狼牙狼剣しんろうがろうけん!」

その一撃は、エレシアを一刀の元に切り裂いた。

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